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米潜入の大物テロリスト身柄拘束 対キューバで事件次々
2005年05月18日21時12分
米国に潜入して政治亡命を求めていた大物テロリスト、ルイス・ポサダ元被告(77)が17日、フロリダ州マイアミで米国土安全保障省に身柄を拘束された。宿敵キューバのカストロ政権転覆を狙った数々の事件を起こしたとされ、かつては米中央情報局(CIA)工作員としても働いた武闘派の亡命キューバ人だが、テロに厳しくなった内外の世論の移り変わりを読み誤った形だ。
米国土安全保障省によると、メキシコから潜入したとされる元被告は移民関税取締局の係官によって拘束された。米政府は当初、所在確認ができないとの立場だった。
17日のマイアミ・ヘラルド紙(電子版)によると、元被告は同日、当局に呼び出しを受けたが出頭せず、秘密の場所で記者会見を開いて「亡命申請を取り下げて出国する」と表明。再び逃亡生活に戻る用意を始めた矢先に、拘束されたという。
元被告は76年にベネズエラのカラカスから出発したキューバ航空機を爆破、スポーツ選手ら73人を死亡させたとされ、ベネズエラ政府は米国に身柄引き渡しを求めている。また、キューバ政府はこの日、ハバナの米利益代表部ビルの周辺で100万人規模の抗議デモを開き、カストロ議長も「テロと戦う、という米国の偽善」と批判した。
http://www.asahi.com/international/update/0518/014.html