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05/17 07:17 クウェートで女性に参政権 保守派、民主化に抗せず
【クウェート市17日共同】クウェートの国民議会は十六日、女
性参政権付与法案を賛成三五、反対二三、棄権一で可決、建国以来
初めて女性の選挙への立候補や投票が可能となった。米国がアラブ
に民主化を強く求める中、保守派が多数の議会も抗しきれなくなっ
た形だ。AP通信が伝えた。
同法案は一九九九年には否決されたが、政府は昨年五月、法案を
再提出。パレスチナやイラクでの民主的選挙の実施などを受け、政
府やリベラル勢力がメディア宣伝やデモで攻勢をかけ、今年四月、
法案を可決した。
今月二日に再可決すれば法成立だったが、反対派議員が大量棄権
し、十六日の三回目の投票に持ち越されていた。
女性が初参加するのは再来年の国民議会選になる見通し。
イスラム教の影響の強い湾岸諸国でも九〇年代後半以降、女性の
参政権拡大が進んだ。一方、サウジアラビアは建国後初の全国規模
の選挙となる自治評議会(地方知事の諮問機関)選挙を今年二月、
男性だけで行った。アラブ首長国連邦には選挙制度がない。
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[2005-05-17-07:17]