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http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20050517/fls_____detail__010.shtml
コーラン冒涜記事取り消し ニューズウィーク誌応じる
【ワシントン16日共同】米誌ニューズウィークは16日、米軍尋問官がイスラム教の聖典コーランを冒涜(ぼうとく)したとする5月9日号の記事を誤報だったと認め、取り消すと発表した。
記事をきっかけにアフガニスタンなどで起きた反米デモで死者を出す事態になり、ブッシュ政権が謝罪だけでは不十分として記事取り消しを求めていた。米メディアが時の政権の要求に応じる形で記事を取り消すのは異例。
同誌は、米軍がテロ容疑者を拘束しているグアンタナモ米海軍基地で、尋問官が供述を引き出すために、コーランをトイレに捨てたと報道。記事はイスラム教徒の強い反感を呼び、パキスタンやインドネシアなどでも反米デモが起きた。
同誌は15日、取材が不十分だったことを認め、死者の遺族らに謝罪したが、ブッシュ政権は「記事は重大な結果をもたらした」(マクレラン大統領報道官)として、取り消しを要求した。
コメント:この国にしてこのメディアありというところか。
曲がりなりにも独立したメディアが、時の政権の言いなりになって記事を取り消すなどということが「自由主義国家」で起こっていいのか?
これでは政権側が認めた内容(早い話が「大本営発表」か「記者クラブ発表」)しか報道できなくなることを意味しているではないか。
今回の記事介入事件で、米国政府は、もはや他国の言論統制を非難する資格を失ったな。