★阿修羅♪ > 戦争70 > 399.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
共同会見を終え、握手する小泉首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長 小泉首相は16日、首相官邸でパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、総額約1億ドルのパレスチナ支援を表明した。
また、中東和平に向けて、日本、イスラエル、パレスチナの3首脳会談を東京で開催する可能性を探ることで一致した。
首相は会談で、中東和平実現に対するアッバス議長の取り組みを積極的に支持する考えを伝えた。議長は、中東和平への日本の一層の支援を求めた。首相は、今年度中にパレスチナ自治政府との閣僚級会議を東京で開くことを提案した。
また、アッバス議長は、3首脳会談について「東京で出来る機会があれば喜んで応じたい」と表明した。首相も「日本で私と会談したいなら、喜んでその場を設けたい」と述べた。
アッバス議長は首相にパレスチナ訪問を招請し、首相は「できるだけ近い機会に訪問したい」と応じた。
首相は会談後の共同記者会見で、イスラエルのシャロン首相が6月にも来日することを踏まえ、「パレスチナ、イスラエル両国に偏ることなく、両国の平和共存に向けた努力を積極的にしていきたい」と述べた。
アッバス議長は日本の役割について「経済的に重要な支援を行っているが、政治的な影響力も行使して欲しい。日本は地域の国々とバランスの取れた関係を持ち、それが出来ると思う」と期待感を表明した。
パレスチナ自治政府議長の来日は、2000年8月のアラファト氏以来。
(2005年5月16日21時27分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050516it14.htm