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【モスクワ町田幸彦】16日のインタファクス通信によると、ウズベキスタンのアルマトフ内相は、東部アンディジャンで13日に起きた反政府暴動を組織したとみられる容疑者約70人を拘束したことを明らかにした。カリモフ政権は反政府暴動をイスラム過激派の犯行と断じて徹底的に弾圧する構えだ。
アンディジャンでは多数の死傷者が出たと伝えられているが、16日付のロシア紙コメルサントは、現地ルポを掲載し、住民の話として13日のアンディジャンでの武力鎮圧による死者数は1000〜2000人に上ると報じた。
一方、AP通信は、アンディジャンから30キロ北のパフタアバドで14日、政府軍がデモ参加者約200人を殺害したとの地元人権活動家の情報を伝えた。また、自由ヨーロッパ放送(電子版)によると、アンディジャンでは15日、軍兵士が路上にいた地元住民の女性(15)と男性(30)を射殺した。
政府当局は東部一帯が沈静化していると強調しているが、軍・治安部隊の武力行使による犠牲者が続出している模様だ。
ストロー英外相は15日、英BBC放送に「ウズベクでは明らかに人権侵害が起きている」と批判した。
毎日新聞 2005年5月16日 21時49分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050517k0000m030107000c.html