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中東和平:
【エルサレム樋口直樹】パレスチナ自治区からのイスラエル軍の撤退や自治政府による違法武器の取り締まりが停滞し、イスラエル・パレスチナ間の停戦が骨抜き状態に陥っている。2月の停戦宣言から3カ月余。和平交渉再開の前提となる信頼醸成は行き詰まっているのが現状だ。
イスラエルのモファズ国防相は今月初めの閣議で、自治政府による違法武器の回収が進んでいないことなどを理由に、自治区からの撤退凍結を表明。さらに、シャロン首相はパレスチナ人囚人の追加釈放の延期を明らかにした。自治政府のテロ対策不足がその理由だ。
武装勢力を民主的な政治プロセスに取り込むことで非武装化しようと考えるアッバス議長に対し、シャロン首相は実力による武装解除抜きに和平交渉の再開はあり得ないと主張。2月以降、再び首脳会談を開くことさえできない状態にある。
両者の国内事情も事態を複雑にしている。パレスチナでは最強硬派のイスラム原理主義組織ハマスが地方選で躍進。アッバス議長は単なる武装組織としてハマスを弾圧することができなくなっている。一方、シャロン首相はガザ地区撤退計画に反対する国内右派勢力の強硬論に配慮するため、パレスチナ側に譲歩できない環境にある。
ハマスは「停戦の継続はイスラエル側の約束履行にかかっている」(報道官)と攻撃再開の可能性を示唆し始めている。
毎日新聞 2005年5月16日 21時49分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050517k0000m030108000c.html
【ワヤクチャ】
イスラエル国内の右派が一番和平に敵対しているんじゃないですかね?
こいつらを野放しにしている国際社会の問題だと思います。
なんとかならんか。