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赤道ギニア・クーデター未遂の南ア傭兵62名が釈放(エル・ムンド):(祝!バルサ優勝!)
5月15日付のエル・ムンド紙(電子版)は、昨年(2004年)3月に発覚した赤道ギニアに対するクーデター計画に関して、赤道ギニア共和国で逮捕されていた南アフリカ傭兵のうち、62名が釈放されて南アフリカに戻された、と報道しました。
この記事によると、この事件の被告たちは総勢で70名、うち2名は無罪、2名が健康上の理由で釈放、1名が拘留中に死亡、そして今回62名が釈放されています。まだ主犯格の元SAS隊員サイモン・マン、および2名のボーイング727の操縦士が獄中にいます。(そのうち1名はリーダー格だったニック・デ・トイトだと思われますが、名前は書かれていません。)
また今年1月にはサッチャー元英国首相の息子マーク・サッチャーが罰金刑を言い渡されています。
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http://www.elmundo.es/elmundo/2005/05/15/internacional/1116151707.html
エル・ムンド 2005年5月15日 ヨハネスバーグ
『テオドロ・オビアングに対するクーデターを企てたとして有罪となった南アフリカの傭兵のうち62名が釈放される』
Liberados los 62 mercenarios sudafricanos acusados de preparar un golpe contra Teodoro Obiang
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ずいぶんと早く釈放でしたが、裁判の途中で大部分の傭兵たちに予定されていた刑が大幅に減らされて12ヶ月となり、さらにその釈放が早められたようです。まあ、彼らは「人質」でしたので、おそらく早期釈放と何らかの見返りが取引されたのでしょう。
先日の、赤道ギニア反政府活動をスペインでやっているセベロ・モトの行方不明事件がこのような動きとどういう関係があるのか、いまのところ不明です。
(参考)
http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/564.html
「赤道ギニア亡命政府」セベロ・モト行方不明:暗殺の可能性も
http://www.asyura2.com/0502/war69/msg/730.html
セベロ・モト(赤道ギニア亡命政府)現る:「スペイン政府が私を殺そうとした」
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話はまるで変わりますが、フットボール・クラブ・バルセロナ(通称バルサ)が昨日6シーズンぶりに優勝を決めました。(長かった!)未明までバルセロナ市内は大騒ぎで、4人の逮捕者と8人のけが人が出たようです。戦争板にはふさわしからぬ話題ですが、サッカーは戦争の延長ですので(汗)。