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米軍、イラク西部武装勢力の掃討作戦終了
【カイロ=岡本道郎】イラク駐留米軍は14日、イラク西部アンバル県で実施していた武装勢力に対する大規模掃討作戦「マタドール(闘牛の剣士)作戦」を「成功裏に終了した」と発表した。
発表によると、作戦はシリア国境に近い同県北西部ユーフラテス川流域にあるオベイディ、カラビラなどで7日間にわたり行われ、米軍は武装勢力125人以上を殺害、多数を負傷させ、39人を拘束した。武装勢力の活動拠点を「無力化」したとしている。米軍側の被害は死者9人、負傷40人。
しかし、オベイディ発のAP通信電によると、米軍は、シリア国境付近にある武装勢力拠点カイムについて、包囲しながらも最終的な制圧作戦は行っておらず、なお武装勢力が町にたてこもっているといい、国境付近一帯の武装勢力が掃討されたとは言えない状況のようだ。また、米軍が今回の作戦で標的としていたヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者とその一派にどの程度の打撃を与えたかも不明だ。
(読売新聞) - 5月15日19時33分更新
引用ここまで URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050515-00000213-yom-int
米軍の掃討作戦は「完全な成功」とは行かなかったようだ。もっとも、カイムを中心とした多くの都市を壊滅させるためにわざとこのような声明を発表した、とも考えられる。