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斉藤さんの日本へ生還を目指す為にも、
政府は「派遣自衛隊撤退の意志」を国内にも国外にも通告すべきなのである。
この意志は、今月5日に一部のメディアで報道された。主要メディアでは報道されずに今に至ってもそのままである。報道規制をされているに違いない。
政府はこの「撤退」についても、米国に追随して決めたことに違いあるまい。
しかし、一人の日本人の命が懸かっている。
米国に追随ばかりしていては斉藤さんの運命は切り開くことは出来ないのではないのか。
イラク北西部では米軍の攻撃が激化して継続しており、収まってきたとの報道もあるのだが、この情勢下では斉藤さんの助かる命も助からないかもしれない。
政府は「派遣自衛隊の撤退が既に検討されている」と仄めかす形をとってでも表明すべきなのである。政権の誰かが責任を取って辞任する覚悟を持って斉藤氏を助けるべきではないのか。日本が表明をすれば米国が怒るであろうから、それに対し政府の誰かが責任を取って謝ればよいのである。
アル・スンナ軍は日本の意思表示に対し、斉藤さんの運命について好意的なコメントを発しててくれる可能性が高いと考えられる。
彼は怪我をしており、治療の必要性、彼の持っている情報の尋問、再び攻撃に加わらない事への確約などのクリアしなければならない問題を抵抗者側は抱えているので、問題の解決は近い事は期待できないかもしれない。
そうであれば、なおさらのことであるが、アル・スンナ軍側に対して話が通ずる様にしなければならない。
斉藤さんの死亡を推測する同僚の話も出されているが、実際はどうなのであろうか?
連れ去られた時には自分の力で歩行できたのではないだろうか。
戦士達が二人で担いで逃げ去らねばならない様子ならば、連れ去りはしなかったのではないだろうか。
斉藤さんが死んでいてくれた方が都合が良いと考える悪い奴等は侵略側(日本政府側にも)には居るかもしれない。
とんでもない話である。思想・行動がどうであれ、日本に生還して貰いたい。
政府は香田さんの時のように頑なな態度を採ってはいけない。
頑迷な政府・政治家・官僚達も自らの政策の失敗を少しは自覚しているのであろうから、
柔軟な対応を期待したいものである。
少しは君達も国民から同情の念を貰った方がよい。
まだよい所を残していると見られた方がよい。
政治家個人としても、政党から離れて政府に訴えるべきである。
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