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以下引用
ウズベク暴動、キルギス国境地帯へも拡大
【モスクワ=五十嵐弘一】ウズベキスタン東部アンジジャンで13日起きた反政府暴動で、中央アジア情報専門のニュースサイト「フェルガナRu」は、アンジジャンの東方、キルギスとの国境に位置する町カラスウでも14日、数千人の住民が集会を開き、暴動に発展したと報じた。
ロシア通信によると、ウズベク軍部隊は14日夕までにカラスウを包囲。同日中にも市内に突入する可能性があるという。
インターファクス通信によると、600人以上のウズベク国民がキルギス側のスザクに越境。タス通信は、国境の別の地点にアンジジャン住民3000人以上が越境を求め、集まっていると伝えた。
ウズベクのカリモフ大統領は14日、タシケントで記者会見し、アンジジャンの反政府暴動について、中央アジアでのイスラム統一国家を目指す原理主義組織「イスラム解放党」の分派「アクラミヤ」の犯行と語った。同国内務省がアンジジャン制圧を発表した14日も、州庁舎内で戦闘が続いたとの情報もある。
カリモフ大統領は記者会見で、州庁舎を占拠した武装集団と交渉した際、武装集団側は政治犯の釈放などを求めたが、拒否したことを明らかにした。
この後、武装集団と軍との戦闘が発生。大統領は、軍側の死者10人、負傷者100人、武装集団側の負傷者は100人と発表。同集団の死者数は依然調査中としている。大統領は「すべての人質は解放された」と語ったが、現地の人権活動家はインターファクス通信に、軍は13日夜、市民に発砲し数百人が死亡、14日早朝からトラックやバス計5台が遺体を次々に運び出したと述べた。
在ロンドンの「イスラム解放党」スポークスマンは同日、ロイター通信に対し、「平和的手段によるカリモフ体制転覆が目的だ」と話し、暴動への関与を否定した。
(読売新聞) - 5月15日11時59分更新
引用ここまで URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050515-00000101-yom-int