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(回答先: 市内平静と、大統領は首都へ戻る、ウズベク反政府暴動 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 5 月 14 日 16:23:08)
ウズベキスタン:
【モスクワ杉尾直哉】中央アジア・ウズベキスタンのカリモフ大統領は14日、首都タシケントで記者会見し、東部のアンディジャンで起きた大規模な反政府暴動を武力鎮圧したことについて、「大勢の群衆が無秩序をもたらす危険があった」と述べ、無差別発砲を正当化した。しかし、暴動鎮圧後、反政府暴動は各地に波及する様相を示している。また、カリモフ政権の弾圧と混乱を恐れた3000〜5000人の避難民が隣国キルギス国境に殺到、一部が越境しているとみられ、周辺国を巻き込んだ混乱に発展する可能性も出ている。
AP通信などによると、13日の暴動の舞台となった州政府庁舎前で14日未明、治安部隊が200〜300人とみられる遺体をバスで運び去ったとの目撃証言がある。
ウズベクの民間ニュースサイトによると、13日に庁舎前に集まった群衆に治安部隊は、車から機関銃を無差別発砲、倒れた女性や子供にとどめを刺して歩いたという。
大統領は会見で、暴動を扇動したのは非合法イスラム原理主義組織「ヒズブアッタハリル」(イスラム解放党)と断定、民主化デモとの見方を否定した。同組織はこれを否定し、「政権の圧政が原因だ」と反発した。
ウズベクの民間ニュースサイトは、14日にアンディジャンで新たな銃撃戦があったと伝えた。州政府庁舎前では同日、犠牲者の遺体を並べ、1万人規模の抗議集会が開かれたとみられる。同じフェルガナ地方にある東部カラスでは反カリモフ政権派の住民が市長を拘束、権力を掌握したとの情報も流れている。AP通信によると、キルギス国境近くの村では警察車両が燃やされるなどの暴動が起きているという。
毎日新聞 2005年5月15日 2時45分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050515k0000m030141000c.html