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□訴追を恐れてアラウィ閣僚達はイラクから逃亡 [アラブの声ML]
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訴追を恐れてアラウィ閣僚達はイラクから逃亡
ジャファリ、汚職した幹部には断固たる措置をとると明言。(ロイター)
2005年5月9日、カイロ(IslamOnline.net) アメリカお手盛りのイヤド・アラウィのイラク政府を辞任する閣僚連中は、非常に腐敗しているとイラク人から見られているが、汚職の罪で訴追される可能性を恐れ国から脱出しているものがいることをイギリスの主要な新聞が5月9日月曜、明らかにした。
新政府のイブラヒム・アル-ジャファリ(首相)が至るところに広がる腐敗との戦いを誓った後、アメリカ人幹部がイラク人幹部と共謀して、イラク再建資金からおよそ1億ドルを横領したことを暴露するアメリカの会計報告がなされ、元閣僚メンバーの警報は鳴り続けているとインデペンデント紙は書いている。
「[政府]は、旧政権閣僚の誰にせよ、出国を止めることを検討中だと聞いた」と旧外相で老練の政治指導者アドナン・パチャチが言ったとされている。
多くの腐敗事件は、再建契約と政府の事業にからんでいる。
同紙は、莫大な金額が再建プロジェクトに費やされたが、汚職のおかげで、イラク人の生活条件がはっきりと良くなったと感じられる進歩はないという。
「国家という装置を再度動かしたいと思うなら、新政府は汚職と戦わねばなるまい」と言う。
国会が大変な苦労のあげく新閣僚を承認してから間もなく、新石油相バール・アル-ウロウムは、この混沌状態にある国において、新たな座右の銘「汚職と戦い、生産を伸ばす。」を守ることを誓った。
ブラック・リストに載る
インデペンデント紙によると、ジャファリは、アラウィが導入した非常事態法下で汚職をした幹部をブラック・リストにすることを考慮中という報告の後、元閣僚のあるものたちは、すでに逃亡しているという。
多くの旧閣僚は海外旅行に非常に多くの時間を費やしているので、一体誰がイラクでの調査を恐れて逃亡しているのか特定するのは困難だと同紙は書いている。
現役閣僚と違い、暗殺のいいカモにだということも脱出の引き金になっている可能性があると同紙は言う。
「彼らは警護が十分ではないと感じているのです。叛徒が現役閣僚を殺害するのが難しいことがわかれば、元閣僚をいいカモと思うようになるでしょう。」とイラク人外交官はインデペンデント紙に語った。
慎重な投資家達
汚職の蔓延はイラク経済に大きな被害を与えている。潜在的な投資家やビジネスマンの多くをおびえさせ追い払ってしまうためだ。
「イラクの事業から完全に手を引こうかと考えているところです」とあるビジネスマンはイギリスの日刊紙に語っている。
「あらゆる職位の役人が、担当の仕事をするための賄賂をせびるので、一日が終わる頃には、会社の利益など消えてしまいます。」
5月4日、イラク再建のためのアメリカの特別査察官であるスチュアート・ボウエンは、イラクを再建するためのプロジェクト用に充当されたはずの9千6百万ドルが会計検査官にとって使途不明だったという報告を出した。
「詐欺の諸兆候を見いだした」と報告書は結論づけている。
横領された資金は、サダム・フセイン政権から差し押さえた資産とイラクの石油収入を含むが、アメリカの資金は含まない。
アメリカ政府は、イラク再建についてのこうした件で初めて刑事訴訟調査を開始した。
昨年6月、国連に委任された会計検査官は、アメリカが主導する占領当局が「詐欺的行為」でイラクの石油収入を110億ドル以上使い込んでいると非難した。
NEWSWEEKは3月に、イラクにおける悪辣なアメリカの請負業者たちに対するアメリカ政府方針の手ぬるさから、この占領された国家は「自由詐欺ゾーン」と化し、アメリカ人納税者の金がかすめとられてしまうがままになろうと述べている。
http://www.islamonline.net/English/News/2005-05/09/article04.shtml
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goose さんの労訳です。小物ばかり追っかけてないで、元締めだったポール・ブレマー元総督を捕まえないのか。元閣僚だけが逃げ出して、新閣僚は「民間警備企業」が身辺警護をするから逃げないのか?
アラブの声ML 齊藤力二朗
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