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現在、気がついた疑問点・問題点を列記致します。
1.アンサール・スンナ軍の襲撃戦士達は、傭兵の一行の中に「日本人傭兵」が居る事を前もって知っていたのかもしれない。私はその疑いを持っている。
斉藤氏は「運良く」助かったと言う事だろうか? 始めから「彼」については「生け捕り」を目的にしていたのかもしれない。戦闘の中でのことであるから失敗するかもしれないが、出来れば「生きたままで捕まえたい」と考えていたのかもしれない。 尤も、現在の彼の容態が如何なるものかは判らぬのであるが。
戦士たちは一行の中に「彼」がいる事を知っていて攻撃をかけたのであれば、注意深くそれを行なったであろうし、携行している書類にも直ぐに目を通したであろう。傭兵達の身元調べを携行書類を調べる事により行っている事は「用意周到」であると言えるし、「手際が良すぎる」のではないか?
これは、彼らの出した犯行声明に沿った上で考えた事である。
2.斉藤さんは、今までに何度も「基地」を出て、襲撃にあう危険性のある「外出任務」に就いていたのであろうか? 外出任務に就いたのが今回が初めてであれば、色々な疑いが生じてくるのであるが、これ等については今は書かずに置こう。今後の展開を待ってから考え直す事にしよう。
3.マスコミ報道の調子について大変に気にかかる処がある。
「勇ましい論調」や「勇ましいインタビュウ発言」がまるで載っていないことが気にかかるのである。これは、斉藤さんの身を案じての事かもしれないのだが、それにしても余りにも大人しい静かな報道なのである。
勇ましい調子とは、例えば次のようなものである。
「イラク人はけしからん。サマワの自衛隊員達を救援に向わせればよいのだ。撃たれたら撃ち返せばよい、正当防衛だ。自国民を守れないなら意味が無いではないか。憲法の制約のせいであれば早く改正して自衛軍にして何時でも発砲出来るようにせよ。」
こんな事を言いそうな奴等(売国ピエロ)は沢山居る。何人もの顔が直ぐに浮かぶのだ。にも拘らず、彼らの発言を載せないし、インタビュウもしていない。
新聞自身の論調も勇ましくは無い。
これは、「小泉政府」が行なっているであろう「報道のへの指導」、それによる言論統制のせいであろう。
しかし、その「大人しい慎重な調子」は何に由来するものなのか。
何故、そのように大人しく静かにするのか。
単に、斉藤さんの安全を願っての事だけではあるまい。
一つには、政権の保全を図る為だろう。
もう一つ考えられる事は、「派遣自衛隊の12月撤退開始」の計画があり、勇ましい発言や姿勢はその事に「逆行する性格のもの」であるから、それは抑えたいと言うものがあるのではないのか。
イラク人民ですら「自衛隊12月撤退の情報」を口にしているのである。
4.私は勿論、斉藤さんがイラクで行なってきた事を支持するものではないし批判的に見ている。しかし、彼には生きて日本に帰ってきて貰う事を願っている。同胞に対する当然の想いである。
ただ、心配なのはイラクでは今まで日本人が五人も「政治ショー的な意味を持たされた、また生贄的な意味を持たされた扱い」を受けているのであり、彼がこの様なことには無関係な状態である事を願うのである。
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