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@「コーランを便器に」報道で反米デモ暴徒化 アフガン(アサヒコム)
アフガニスタン東部ジャララバードで11日、米軍がイスラム教の聖典コーランを便器に流したとの米誌報道に怒った群衆が反米デモを始めて暴徒化した。警官隊や現地に駐留する米軍部隊が発砲し、デモ隊の少なくとも4人が死亡、60人以上が負傷した。国営テレビなどが伝えた。ジャララバードでは現地に駐在する外国人に脱出の動きが出ている。
きっかけとなったのは米ニューズウィーク誌の報道だ。テロ組織アルカイダの容疑者らを収容しているキューバのグアンタナモ米軍基地内で、収容者を心理的に動揺させるため、取り調べ担当の米兵が、イスラム教の聖典コーランを便器に流して冒涜(ぼうとく)したことが、米軍の調査で明らかになったとしている。
ジャララバードの当局者などによると、市内では10日から、地元の学生らが街頭で反米スローガンを叫び始め、翌11日には、1000人近い群衆が国連事務所や、政府施設、パキスタン領事館などを襲い、鎮圧に乗り出したアフガンの警官隊や米軍部隊が発砲したという。
デモはホーストやカンダハルなどアフガン東部から南部にかけての各都市でも広がっている。訪欧中のカルザイ大統領は記者団に対し「デモは民主主義の表れ」と直接米軍を批判しなかったことから、現地の住民は失望を深めている。
2005年05月12日10時35分
http://www.asahi.com/international/update/0512/004.html