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以下引用
機材納入の帰路に待ち伏せされ襲撃 イラク邦人拘束
2005年05月11日06時27分
イラクの武装勢力が犯行声明を出した邦人拘束事件で、行方不明になっている斎藤昭彦さん(44)ら英系警備会社ハート・セキュリティーの一行は、バグダッドから米軍基地に機材を運んだ帰りにアルアサド付近で襲撃されていたことが明らかになった。日本政府はこうした犯行現場に関する詳細な情報をすでにハート社や米政府から伝えられている。
10日未明、在イラクのハート社担当者から日本大使館に入った連絡によると、斎藤さんらの一行は米軍基地に機材を運び、荷台を空にして帰るところを武装勢力に待ち伏せされ、バグダッド西方約180キロのアルアサド付近で銃撃にあったという。やはり同日未明にイラクの米大使館から日本大使館に伝えられた情報では、斎藤さんらの一行は16人か17人で、トラック2台、乗用車3〜5台に分乗していた。米軍は事件後、6人の遺体を確認したが、遺体は全部で10体前後あった模様だという。
残る6、7人については米軍にも情報がなく、生存者については「現時点では未確認」と日本側に連絡した。日本大使館は米側にさらなる調査を要請。米側は協力する意向を示したものの、「これ以上の情報収集は困難」と伝えてきたという。
一方、ハート社担当者から入った連絡では「7遺体を確認。生存者はイラク人4人、英国人1人、南アフリカ人1人」とされた。斎藤さんの安否は分からなかった。ただ、同社ロンドン支店の担当者は「一行は14人」としている。
一行を襲撃した武装勢力のアンサール・アルスンナは犯行声明で、全員を拘束して16人を殺害、1人を拘束したとしている。外務省幹部は10日夜、「地雷なのか自動車の爆発なのか、大爆発で車列が止められ、それから銃撃戦になった」と述べ、最初の爆発ですでに死者が出ていたとの見方を示した。
引用ここまで URLhttp://www.asahi.com/international/update/0511/003.html