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イラクの武装勢力が斎藤昭彦さんを拘束したとされる事件で、イスラム教スンニ派の有力組織、イスラム聖職者協会の有力幹部、アブドルサラム・クバイシ師は10日、共同通信に対し「占領に協力する者の解放には協力しない」と述べ、仮に日本政府から解放に向けた仲介要請があっても拒否する考えを示した。
聖職者協会は昨年4月、イラクで起きたボランティア活動家、高遠菜穂子さんら3人の人質事件と、フリージャーナリスト、安田純平さんら2人の拉致事件でそれぞれ武装グループ側に解放を働き掛けて実現。しかし、今回拘束されたとみられる斎藤さんは米軍関連の民間警備会社で働いており、解放に向けた重要なルートの一つが断たれる可能性が高い。
クバイシ師は「日本人が拘束されていることはテレビで知った。われわれは情報を持ち合わせていない」と述べるにとどまった。
斎藤さんの拘束現場付近とみられるヒートはスンニ派地域。聖職者協会はスンニ派の一部武装勢力に影響力を持っているとされる。
(共同)
(05/10 18:36)
http://www.sankei.co.jp/news/050510/kok096.htm