現在地 HOME > 戦争70 > 162.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
「邦人拘束」で政府、安否確認急ぐ
日本政府は、斎藤昭彦さんが拘束されたとみられることを受け、10日午前1時、首相官邸に連絡室を設置した。外務省は午前2時、外相を本部長とする対策本部を開設した。政府は斎藤さんの安否確認を急いでいる。
同日午前の閣僚懇談会で、町村外相は「(斎藤さんの)拘束、重傷が事実なら、一刻も早い解放に向けて全力を挙げて救出に努めることに尽きる。正確な情報把握に努めることが大事だ」と述べた。細田官房長官はその後の記者会見で、犯人側との接触について「現在のところない。(要求めいたものも)ないようだ」と語った。政府が斎藤さんのイラク入国を把握していなかったことも明らかにした。
外務省によると、武装勢力のウェブサイトでは「斎藤さん以外は全員死亡」となっていることに対し、「ハート・セキュリティー」社は「数人は逃げ帰ってきた。その中に斎藤さんがいなかったから日本政府に連絡した」と説明しているという。外務省幹部は記者団に、「斎藤さんは1年以上前からイラクに入っていた」と語った。
陸上自衛隊によると、イラクで拘束されたとみられる斎藤昭彦さんと同姓同名の人物が、1979年1月〜81年1月の2年間、所属していた記録があるという。この人物は退職時は習志野駐屯地の第1空挺(くうてい)団に所属し、階級は陸士長だった。
(読売新聞) - 5月10日12時42分更新
引用ここまでURLhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-00000105-yom-pol