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(回答先: Re: 天皇制で得をするのは誰なのか? 投稿者 一言主 日時 2005 年 6 月 08 日 09:49:25)
『天皇言うたら、コワイもんだったよ、今のおまえみたいなこと、
一言でも言ったら捕まって、不敬罪、非国民、言われて、終わりやった。』
天皇の名は、それを利用して利益を得る支配する側にとっては甘美なものだったろうが、
一般の大多数の国民と、侵略を受けた側にとっては、明らかに支配と抑圧の道具たっだ。
このまま残しておけば、巧妙に利用する者が現れる。それを許さないためには、
天皇に責任は無かった、とか、日本に根付いた愛すべき制度であるとは、こちらから
言っては、いけない。
彼らに道を開いてしまう。
だって、教育基本法を変質させようとしている者たちの「日本の精神文化の涵養」と言うのと、
ここに書かれた「天皇制を文化として愛す」というのと、既に紙一重じゃないですか。
父に訊いてみました、ほんとは、どうなって欲しかったの。
『敗戦後の二、三年、あれは、ほんまに明るかった。食べる物もなかったのに。
天皇制は無くなると、思ってた。ところが、無くならんかった。
一億総懺悔言われて、終わってしまった。
あとで利用できると思ったから、アメリカは天皇を残した。』
そんなものを、有難がるな。
無くなる筈が、無くならなかったものは、他にもある。
731部隊、情報欲しかったから、医学部に皆のこした。
供出させたダイヤモンド、横取りしたやつも、戻ってその金で自民党作らせた。
朝鮮で戦争するのに利用できるおもたら、すぐに自衛隊、軍復活させて、
軍の人間みんな帰ってきた。
だから公職追放いうのは、ほんの二、三年で終わった。
ただ、そのあとでやったレッドパージ、これだけは徹底的にやった。
アメリカは、日本に小毛沢東が現れるのをおそれ、中国共産党に共鳴する者を追放した。
国粋主義者を呼び戻し、アメリカの政策に協力させた。
戦争中、靖国を奉ってた者タチ、鬼畜米英いうてたヤツラ。
信念があったんやったら、8月15日を境に、なんでアメリカ様様になるねん?
軍需産業を復活させたらあかん、と声を挙げ、
アメリカ軍がいなくなったら、独自の国を作ろう、と思っていた人は大勢いた。
でも、彼らは政府、学校から追放され、大企業にすら、居れんかった。
彼等は二度と戻って来れんかった。
結局、強い者の言うことを聞くだけの、節操の無い、官僚だけが残った。
ものを言えんようになった日本は、アメリカの言うことを聞くだけになって、
アメリカの世界戦略に組み込まれていった。