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06/08 17:51 抗議続き、国会開けず 大統領辞意のボリビア
【リオデジャネイロ8日共同】憲法改正を通じた権利拡大を求め
るボリビアの先住民や農民の激しい抗議行動は、メサ大統領の辞意
表明から一夜明けた七日も収まらず、中心都市ラパスでは道路封鎖
で国会議員が登院できなかったため、国会は辞表の扱いを審議でき
なかった。
メサ大統領は七日「わが国は内戦の一歩手前にある」と強い危機
感を表明し、上下両院の議長に対し大統領選を前倒しで実施するよ
う要請した。国会各派と先住民団体が妥協点を見つけて混乱が収拾
するまで、しばらく時間がかかりそうだ。
五月下旬に抗議デモが始まった直接のきっかけは、外資導入によ
る天然ガス資源の開発を目指す法律の制定だった。資源の完全国有
化を求める先住民団体や労働組合は、政府だけでなく国会に対して
も不信感を募らせている。
バカ上院議長は「圧力を受けた状態では審議はできない」として
国会周辺の封鎖を解くよう先住民らに呼び掛けたが実現せず、九日
に法律上の首都スクレで国会を招集すると発表した。
ラパスでは七日も各地でデモ参加者と治安部隊が衝突。周辺の道
路が先住民らに封鎖されているため、食料や燃料の不足が深刻化し
、生鮮食品は価格が普段の倍近くになりつつある。
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[2005-06-08-17:51]