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06/03 16:05 短波ラジオ売り上げ急増 爆弾テロ後のミャンマー
【ヤンゴン3日共同】先月七日に首都ヤンゴンで約百八十人が死
傷する同時爆弾テロが起きたミャンマーで、テロ後、短波ラジオの
売り上げが急増している。治安への不安から国内外の情勢に敏感に
なった人々が〓(始めダブルミニュート)官製報道〓(終わりダブ
ルミニュート)の国内メディアに飽き足らず、情報量の多い外国の
短波放送を求めたのが理由のようだ。
ラジオの売り上げを示す公式統計はないが、ミャンマー週刊紙ク
ムドラが電器店の話として報じたところによると、テロ後の三週間
ほどで短波ラジオの売り上げが約五割増えた。
軍事政権のミャンマーでは、メディアは政府の厳重な監視下に置
かれ、ヤンゴンのテロについても政府から公式発表された内容以外
の報道はほとんどない。
一方で、ミャンマー向けにビルマ語での短波放送を行っている英
国放送協会(BBC)、アメリカの声(VOA)、ラジオ自由アジ
ア(RFA)などは国内外情勢を毎日詳細に伝えている。
政府一般職員の月給が約一万チャット(実勢レートで約千百円)
のミャンマーで、短波ラジオは最低でも四千チャットと高価。衛星
テレビはさらに高価で、インターネットは規制されている。
ヤンゴン市内の電器店主は「短波ラジオの売り上げは確かに増え
ている。それが唯一の情報源だから」ときっぱり。短波放送リスナ
ーの四十代の男性は「地元の新聞では最新情報を入手できない」と
話した。
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[2005-06-03-16:05]