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□米国はイラク抵抗勢力の武装解除と手先の温存を条件に一旦撤退し再侵略を企画 [アラブの声ML]
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/619
米国はイラク抵抗勢力の武装解除と手先の温存を条件に一旦撤退し再侵略を企画
イラクの泥沼に嵌った米国はどの様な出口策を考えているのかが最大の焦点になっている中、5日付のバスラ・ネットはハマド・シュレイダ氏が抵抗戦士に宛てた警告文を掲載した。
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民を護る賞賛すべき兄弟たちよ。
これは貴方方の勝利を奪い米国の利益のために米占領軍が企んでいる新たな陰謀である。
米国の軍人や情報機関の腹心の友たちは、「米国がイラクで陥った隘路は、イラクに於ける米国と世界全体を崩壊に導く大災難の終末を迎えるだろう。米国の軍事力と兵員は消耗し尽くしてしまった」と語った。米国の情報筋が確認したところによると、近い将来米国社会の内部構造まで破壊的な影響を及ぼす、米国の国家安全保障に対する危険性を孕む北朝鮮との武力紛争が勃発するという。
簡単に言うと、予想される米国の低落は、治安回復を実現し安眠を妨げるテロを撲滅する代償として、誇りであった個人の自由を犠牲にしてきた米国社会の内部に革命の炎を点火するということだ。そこで米国の政治家たちは、北朝鮮との戦争が勃発する前に、凱旋将軍としてイラクを去ったと印象付けるべく、この隘路から抜け出そうとしている。
事実、米国人たちは、(イラク人の抵抗の)嵐がイラクの権力の座に据え付けた米国の手先たちを殲滅しないとの保証があればイラクから去る用意をしていた。米国人たちは以前から、イラクで勝利している抵抗勢力が、イラク人の手先たちの存続を保証するよう懇請してきた。そこで彼らは、政治参加問題を叫び続けたのだ。ラムズフェルド米国防長官がサダムを収容所に訪問した折、バース党の政治参加問題ほどには、(米軍の)撤退問題は話し合われなかった。また、イスラム法学者機構の代表者たちと会見した米国議会の代表団は、同機構が(武装勢力の)武装解除と政治参加を確約するなら、4ヶ月のうちに撤退すると確約した。
つまり米国人の主要関心事は撤退問題はではなく、これら腐った一味(占領軍の手先)の存続保証なのだ。米国が今の苦境から抜け出した後には、一味は米国によるイラク再占領が必要となるような状況を作り出し、武装解除した勢力を米国が叩くのだ。ところが一味が一掃されてしまったら、米国がイラクを再占領するのは困難になるからだ。
そこで米国はイラクからの「名誉ある撤退」計画を、次のような段取りで実行し始めた。
1)イラク治安軍はイラク全土で実行している犯罪的作戦を通じてその能力を実証したと世界に思い込ませる。
2)アメリカの軍人と情報機関員が語ってきたイラクでの米軍の苦境情報を全て否定する。
3)米国は短期間で、抵抗勢力を打ち破る技術、諜報の分野で大きな業績を挙げたとする情報を撒き散らす。
4)米国大統領とその一味が、イラク抵抗勢力の終末は近く、数週間で撲滅すると発表する。
5)抵抗勢力に関する情報に厳重な報道管制を敷く。それにより、抵抗勢力を撲滅するとした約束を米国が履行したと世界に思い込ませる。
6)米国の名誉ある敗北の隠蔽を狙いとする構想を発表し始めるよう、米国に付き従う個人や団体に指示する。
7)(抵抗勢力との間に)締結する協定を遵守するとの空証文を出し、抵抗勢力が武装解除した途端に協定を破棄する。
新兵器が開発されたことで、数週間のうちに抵抗活動は収まるとする米国の謳い文句や、抵抗諸勢力を分裂させたとするクウェートの宣伝は全て、イラクの6月の太陽下のバターのようなものだ。
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0605/hamad_030605.htm
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偽名と思われる著者の身分は不明であるが、十分考えられるシナリオである。ベトナムと異なり米国とイスラエルはイラクを完全に失うわけには行かないのだ。
イスラム法学者機構には抵抗勢力を武装解除する力が無いことすら、米国の議員たちは知らないのだろうか?
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【短報】
*ラムズフェルド、アルジャジーラ衛星テレビをイラクの武装勢力を支援と非難 「im」
*エジプト人研究者:アラブ人女性の半数が魔術を信じる 50万人の魔術師が詐欺的行為で50億ドル荒稼ぎ 「サウジアラビアのオカーズ紙」
*イスラエル武器商人がギニアの専制大統領警護隊の訓練を狙う 「ハアーレツ」
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【読者投稿】 私が良く読んでいるホームページにあった記事を御紹介します。
海亀通信 http://pws.prserv.net/umigame/
「海亀日記」 「第23章 インドからの船便」 May 14,2005
アミラ・ハス著『パレスチナから報告します』(くぼたのぞみ訳 筑摩書房)を読みつづけている。イスラエル人女性でありながら、ガザ地区やヨルダン川西域の占領地に住みついてパレスチナの現状を生々しくレポートしている一冊だ。血の匂いがする。虐げられた人たちのうめき声が聴こえてくる。詩人でもある訳者が巻末に添えている一篇の詩が、胸に突き刺さってくる。
敵を恐れることはない……敵はせいぜいきみを殺すだけだ。
友を恐れることはない……友はせいぜいきみを裏切るだけだ。
無関心な人びとを恐れよ……かれらは殺しも裏切りもしない。
だが、無関心な人びとの沈黙の同意があればこそ、
地上には裏切りと殺戮が存在するのだ。
ロベルト・エベンハルト
今、日本中で「無関心」な人が増加しており、それが「自由」だと錯覚しているようです。
泉田守司
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アラブの声ML 齊藤力二朗
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