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(回答先: ドストエフスキー 投稿者 外野 日時 2005 年 9 月 19 日 23:39:27)
1898年、モーガン・ロバートソン(イギリス人)が「タイタン号の遭難」という小説を書いたら、それから14年後にそっくりの「タイタニック号沈没」の事故が起きたという有名な話があります(Synchronicity & You :Frank Joseph ; Element Books, LTD)。
この政治版とは少し話題がずれますが、芸術家というものは、元来、シャーマンなどと同じように、あの世のものをこの世に下ろすメディエーターだと思うのですが、外野さんがおっしゃっているような日本の現状は、本物の作家・アーティストが育たなくなっているという証拠なのでしょうね。
それと日本は私小説という分野が伝統的に確立していて、日常の小さな出来事を、もののあわれやわび、さびなどで描くことが「日本美」といわれているような風潮があるからではないかと思います。
島国ですから、羊水の中に浮かんでいる胎児のようなアーティスト・作家でも、今まではやってこれたという伝統があるからではないでしょうか。
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