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小泉 純一郎 人物論   【日々随想】
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投稿者 愚民党 日時 2005 年 9 月 21 日 01:32:19: ogcGl0q1DMbpk
 

小泉 純一郎 人物論

今朝は、共鳴を感じた幾つかの「小泉純一郎 人物論」を紹介する。


http://www.rondan.co.jp/html/mail/
論壇:目安箱  石井 和希 (ジャーナリスト)

 投票日まであと5日、有権者がそれまでに小泉催眠術から醒め、ファシスト小泉の詭弁・ペテンに気がつかれることを、切に願うものである。

 小泉首相は学生時代から稀代のだまし上手であったことは良く知られている。 特に無垢の女子大生を騙すテクニックは、偽名 (結城純一郎) も巧みに使いつつ、天下一品であった由。

 爾来40年におよぶ騙しと恫喝の人生、催眠術師としては超一流に成長し、ファシストとしてもまた超一流、 今や、この人の言っていることは、嘘か本当か、直ぐには解らないほどである。

 恐らくはご本人も、 「自分は今、相手を騙そうと思って喋っているのか、あるいは、心底から喋っているのか」 が渾然一体となって判別不能に陥っているのではなかろうか? 自己陶酔の最たるもの、なんとも恐ろしい人物を首相に選んだものである、4年前に。...


http://www.rondan.co.jp/html/mail/
論壇:目安箱 差出人 不明
「小泉総理の大罪」
 各種党首討論会で要求される 「○×回答」 に女々しく言い訳をして回答できないブザマな姿を晒しているのは小泉自民党総裁のみである。
 既にあちこちで述べられている小泉の郵政民営化のインチキ理由付けにも触れておきたい。

◎ 郵政民営化による国家公務員数の削減
当然のことながら郵政公社職員の人件費に税金は1円も使われていない。仮に公務員の身分を民間人にすることが必要であるとしても “750億もの国家予算を使い、政治空白を作り” 実現するほど急を要することではない。

◎ 郵政民営化すると法人税収入がある
現在郵政公社が収めている国庫納付金の方が、民営化された場合に予測される郵便、保険会社の法人税よりもはるかに大きいと指摘されている。

◎ 郵政民営化すると株式の売り上げ収入がある
“郵政民営化” とは、国の資産の切り売りである。 一度手放したら二度と手に入れることは不可能である。

 “国民の心を暗くしたことが小泉純一郎、竹中平蔵の最大の罪である” と言いたいのだが、一番の大罪は、 “マスコミ、警察、検察、司法までをコントロールして自由にものが言えない国” にしようとしていることである。 

『小泉純一郎――血脈の王朝』  佐野眞一著 文藝春秋社刊 より抜粋

 おそらく小泉純一郎は、メディアクラシー(MediaとDemocracyを合成した造語)の旗手として戦後政治史に記憶される宰相となるであらう。そのメディア対策を一手に引き受けた飯島勲秘書は、大手メディアが特権的地位を得てゐた取材システムを反故にし、漫画雑誌、スポーツ紙、週刊誌、婦人雑誌、テレビなどの取材に優先的に応じ、ぶら下がり取材を活用するやうにした。
 
 つまり、飯島・小泉コンビにおけるメディアクラシーとは政治のワイドショー化を意味するのだ。

 小泉を総理の座に押し上げた三人の人物――飯島、田中真紀子元外相、姉の小泉信子秘書。

小泉のマスコミ露出度を飛躍的に高めたといふ点で飯島こそ「小泉内閣最大の功労者」。 しかし功労者は重い罪も犯してゐる。飯島こそ衆愚政治といふパンドラの箱をこじ開けてしまつた張本人である。

 もう一人、小泉を「大衆の俗情に向かって奮起させる存在」だつたのが、田中真紀子である。 (真紀子の錯覚が無ければ、総理小泉は誕生しなかっただろう)

 小泉の「人間的軽さや、人情味のなさ」は、姉の過保護によつて育まれたのだ。 「すべてを弟・純一郎のために捧げてきた信子は、それ(小泉の政治責任)は自分のあずかり知らぬ別の世界のこと」、とでもいうのだろうか。


 自民党員でありながら自民党を批判する一匹狼としての強み、鬼面人を驚かすパフォーマンス、自己原則への固執といつた、オーソドックスな政治家像から逸脱した得体の知れなさに国民は惹かれた。しかしそれは、危険な罠である。得体の知れないものに飛び付いても、碌なことはない。

 飯島との接触を重ねて、「これまで会ったどんな人物とも一から十まで肌ざわりが違っていた」。 「肉体をじかにこすりつけてくるようなその感触は、見知らぬ異物に突然ふれ、その生っぽさに思わず手を引っこめる感触に近かった」。

 これは、「小泉政治」そのものの感触ではないだらうか。

 「小泉純一郎の加熱人気は、目くらましではないのか。
 国民は小泉の幻影に踊らされていただけではないのか」
                           以上
 

 姉の庇護のもと、甘やかされて育った純一郎は「無責任宰相」だった。
 「そんな事、私の知った事じゃない」。
 「公約を破る事なんか、そんなたいした事でもないじゃないか」。...
 「人生いろいろ、会社もいろいろ」。  これらのセリフを観ても彼の
 無責任ぶりが窺がえようと言うもの。

 ここらで、「将来に責任を持つ宰相」の登場を待ちたいものだ。


 http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/ [森田実の時代を斬る]

 http://www.asyura2.com/ [阿修羅] 政治・郵政民営化13


 上記[森田実」「阿修羅」を是非ご照覧あれ!!


 
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