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いきなり大胆な推測をしておくが、
米国権力の弱体化は覆い隠しようが無いので、米国支配者層は、
今の内に日本の政治権力を、より対米追随的に強固なものにしておこうと画策しているフシ?が有ると見るのは私だけであろうか。
その一環として、今回の民主党代表への前原氏の就任があるのではなかろうか。
96票対94票、無効2票とは「出来すぎた数字」ではないのか。2票が菅票ならば同数である。
前原勝利の裏には小沢と鳩山の工作の存在を推測する。
鳩山が幹事長に就任との事なので、前原と鳩山とで軍国主義化の為に自民党をむしろ引っ張ってゆくのではないかと推測するのである。
それに今後の考えられる事として「民主党の分裂の画策」と「自民党と民主党との合併」を含む「政界再編」がある。
自民党の分裂は国民新党、新党日本の誕生により既に始まったのであり、これはすなわち自民党の弱体化の本質の露呈なのであり、
日本の「対米追随政治権力の弱体化と危機」の誤魔化しと延命化の為には、「常に工作をし続けてゆく事」が必要になってきている。
その為には、今後は自民党と民主党の連携プレーが必要になってくるのだ。
自民党政権は大きいだけで、国民の支持は弱く危なっかしいからである。
その連携プレーの「扇の要」には小沢と中曽根あたりが居る事になるのではなかろうか。
民主党の分裂の画策とは、菅氏を始めとする護憲派としての旧社会党派、旧民社党派の一部、市民派を対象とするものであろう。
前原氏は「労働組合に依拠しない」と言っているのであるから、「覚悟は出来ている」と言っていると見てよいと思う。「何への覚悟」であるかを推測できるかは、その人の頭の能力によるであろう。
軍国主義化推進に抵抗せずに抵抗力を抑えられたままで、護憲派議員達が議員としての地位にしがみつき、官公労主体の労働組合の抵抗エネルギーを押える役割を果たしてくれるならば、彼らは「烏合の衆」であり、それはむしろ歓迎すべき事であり、民主党は自民党政治の補完物として留まる事無く「烏合の衆自民党」をむしろ引っ張る「機関車」として先頭を突っ走ることになる事が考えられる。
しかし、今後に護憲派が抵抗を示し初めてしかもそれを押えがたいと判断すれば、「郵政民営化法案」の時のように、反対派をむしろ押し出し追い出す工作が始まると考えられるのだ。
そうすれば、護憲派を追い出し、新党を立てさせて民主党中央は自民党との合併をするであろう。政界の安定を図るためである。その時には自民党からも幾人かの脱退者が出るかも知れないのだ。
そうなれば、前原氏や鳩山氏は閣僚に留まらず「総理」の座に就くことも有り得る。
自民党内の安倍などの指導者達も競争意識からより活動的になるだろう。
民主党内の護憲派である菅氏を始めとする人達にそのような認識と現状対応としての決断力があるであろうか。
マス・メディアのように当面の地位と報酬を守る事だけに終始するだけであるかもしれない。
沈没する「空母(米国)とイージス艦(日本)」の艦内から離れられない奴隷兵士は哀れである。
日本国民の多くはまたやってしまったね。悪い癖がなかなか取れないね。「危険地域」に逃げ込むと言う悪い癖が治らない人がまだまだ多いのだ。ムードに流されるからこうなるのだ。
しかし、日本国民は戦後の歩みから見ると、「確実に進歩しているし、本当の姿を見る事の出来る人は確かに多くなっている。」
小泉政権への批判票は、追随票に僅かに及ばなかっただけである。決して惨敗ではなく、マスコミ誘導がなく、マスコミが政権の行き詰まりの本質を報道すれば勝利がありえた数字である。小選挙区比例代表並立制のマジックが独裁政権を招いただけの事である。
この数字から見ると、日本の再生に期待は持てるのである。
ムードに流される人達の数が僅かに上回っている。この僅かの差の克服がなかなか出来ないのが日本人全般なのである。
簡単なようでなかなか難しい事なのだ。
ムードに流される事は容易な事である。思考することが必要ではないからだ。
しかし、流れの先は激流で小船のムード号に乗った国民達は転覆し溺れるのである。
FM放送に出ていた雑誌編集者が彼の知人の調査結果として次の話をしていた。
衆院選挙の投票行動の数字を見ると、
全有権者の
3分の1が小泉政権支持票であり、
3分の1が小泉政権批判票であり、
3分の1が棄権である、
とのことであり、
三分割されていた
との事でした。
国民主権の行使としての投票行動は、
憲法に規定された権利としてだけの事ではなく、
「国家という自然法的存在」に存する所の、
「国家の主人としての国民の責任の行使」であり、
従って有権者は、
主人として取るべき行いを取らねばならず、
政権の在り方を常に認識し、政権の行動を見ていなければならない。
従って、人気投票であるとかムード投票は
「国家の主人」に相応しくない無責任な行いであり、
そのような国民は「国家の主人」としての地位から追放されると言う事が、
「本質的事柄」なのである。
残念ながら、これが動かしえない鉄則なのだ。
天皇は背景から見守られる御存在であり、
国家はあくまでも国民自らが運営するものであり、
その意味で国民は国家の主人なのである。
国家を責任をもって運営できない国民は、
御守を得る事が出来ないという事なのである。
今回の衆院選挙についての私自身の運動の総括を含めての論評の一部・触りを上に挙げました。
前原に実力があれば、コイジミンを分裂させて、前原内閣を造ることも可能だ。
http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/825.html
投稿者 baka 日時 2005 年 9 月 18 日 10:32:52: RQJEnV9HbG4Tk
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