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(回答先: Re: マッチポンプの首謀者――強大なリーダー願望に走ったのはマスメディアの方だ。 投稿者 南青山 日時 2005 年 9 月 14 日 04:07:58)
下村健一というのは今はどのマスコミにも属していません。
TBS時代は「スペースJ」という硬派な、優れた調査報道番組を作っていました。
参考:『テレビ・ジャーナリストの仕事』〜TBS記者14年の経験から〜 http://www1.doshisha.ac.jp/~kasano/STUDENT/junior99/junior99-shimomura.html
多分彼は今度の件ではこれまで何も公には発言していないと思います。
大谷氏については、僕も既にテレビに染まったというふうな感じを受けています。
> 批判すべき(されるべき)は、第一に小泉自公政権であり、第二は洗脳報道を続けたマスメディア、マスコミである。
これはまったくそのとおりです。
TBSの選挙速報番組に岸井某が出ていたのには笑えました。サンデーモーニングでも、金子勝教授が少しまともなことを言うと、それを打ち消そうと必死になる売文の徒です。また、新聞の社説を水戸黄門の印籠のようにありがたがれと言わんばかりの態度にも(どの新聞も社説で郵政民営化には賛成していると言うのですが、金子教授の応答は「新聞なんてどこもイラク戦争当時に賛成したじゃないですか、そんな…」)辟易します。そういうイカサマ師のような幹部記者が、選挙番組に出るなどまさに「マッチポンプ」以外のなにものでもないでしょう。
昔、朝日新聞は「日本の知性を代表する」というキャッチコピーを新聞の広告看板に使っていましたが、12日夕刊の次のコラム記事などは、まさに「日本の痴性を代表する」というそのままの内容です。ひどいものです。
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朝日新聞9月12日夕刊
三つの「政」で勝った
一国の最高権力者が、みずから総選挙という大勝負を仕掛けて、勝った。さぞや気分がいいだろう。
なぜ、これほど小泉自民党は勝ったのか。いろんな理由が考えられるが、そのひとつとして、首相が三つの「政」を同時にうまく、わかりやすく、やってみせたということを挙げたい。
すなわち、政策論争、政局、そして政治改革である。
「政策」は、もちろん郵政改革だ。難しい財政や金融の話はそっちのけで、ただただ民営化にマルかバツかを問うた。ここまで政策を単純化して語った政治家がいただろうか。有権者は、その手法に疑問を感じつつも、分かりやすさに拍手した。
「政局」とは、自民党内の権力闘争だ。郵政法案への抵抗の中に「小泉おろし」の動きを察知した首相は、反対派つぶしを断行した。党の公認を与えないという目に見える形で、敵と味方の線引きをした。
「政治改革」は刺客騒動の中にあった。党本部主導の候補者選びは、地元の意向を無視する強引さを批判されても、小選挙区制がめざす政策優先、政党本位の政治への一歩ではあった。地域代表として、地元の利権構造を仕切ってきた自民党をぶっ潰した、という印象を大いに広めた。
三つの「政」を、首相がどこまで計算して絡ませたのかは定かではない。ただ、地方分権の三位一体改革ならぬ、「三政一体選挙」とでも呼べる構図を意識していたのは間違いない。
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