★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK14 > 322.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 劇場型選挙に加えて報道管制という劇薬なしに勝てなくなった劇薬中毒の自民党の弱さ 投稿者 愛国心を主張する者ほど売国奴 日時 2005 年 9 月 12 日 11:22:17)
自民党は「劇場型」と「報道管制」という2つの「劇薬なしには勝てなかった」とい
う視点はとても重要であると思います.「劇薬を使って勝った」というのは単なる
事実の叙述ですが,「劇薬を使わなければ勝てなかった」というのは分析です.
愛国心を主張するものほど売国奴さんが言われる通り,「理由は簡単で、政策
論争を深めれば自民党の政策により日本国民の大多数である一般庶民が損
害を受けることが明らかになってしまうから」ですよね.だったら,劇薬を無効
化する処方箋も簡単です.「政策論争を深めればよい」のです.問題は,野党
側に政策論争を仕掛ける意欲があるのかどうかです.
今エクソダス2005《脱米救国》国民運動サイト http://exodus.blogdns.com/
には27個のリンクが貼ってありますが,この中で民社・社民関連のサイトはわ
ずかに桜井充参議院議員の委員会質問のページしかありません.私はかなり
探してみたのですが,これら党派の周辺サイトでは一編の論文も見つけること
ができませんでした.これは実に驚くべき怠慢・退廃というしかありません.
【エクソダス2005《脱米救国》国民運動ブログサイトを構築して分かったこと】
http://exodus.exblog.jp/901579/
衆議院定数480のうち自民は296議席を獲得して単独で過半数の241を越え,
公明の31と併せて,327議席を獲得し,衆議院のすべての常任委員会で委員
長を出したうえで過半数の委員を確保できる,いわゆる絶対安定多数の269を
突破して,ついに議席の2/3超の多数を占めることになりました.改憲を発議す
るためにはなお衆参両院でそれぞれ2/3を越える必要があるため,ストレートに
改憲ということにはなりませんが,大きな防壁が崩れたことは間違いありません.
参議院不用論というのもしばしば口の端に登りますが,参議院で否決されても
衆議院で再議して2/3の多数決を得れば成立してしまいますから,もはや政府・
与党の提出する法案はすべて無修正で通ってしまうことになるのでしょうか?
だったら,もちろん国会などは無用の長物,野党議員はただの穀潰しまたはニ
ートに他ならないことになります.本当にそうなのでしょうか?まさかこの問いに
「YES」と答える国会議員はいないとは思いますが,心配になってきました.
郵政法案で最重要なポイントは郵貯・簡保資金を外資の手に渡さないというこ
とに尽きます.そのためにはなんらかの有効な法制的歯止めを設けることが,
絶対に必要ですがテクニカルな問題としてはなんら難しいものではありません.
これは西尾幹二氏の言う『金融主権』に関わるものであり,この一点に国家の
存亡が掛かっていると言っても過言ではありません.もし,この法案修正さえで
きないとしたら,国会は既に翼賛議会に化したものと認めざるを得ません.そう
なれば後はいさぎよく「日本をあきらめて」国外脱出するしかないでしょうね.
『投票日の朝に』(西尾幹二,2005/9/11)
http://nishio.main.jp/blog/archives/2005/09/post_218.html
愛国心を主張するものほど売国奴さんは彼らが「更に別の劇薬」を使う可能性
を示唆されています.第1の劇薬は気晴らしとしては結構楽しませてもらいまし
たが,第2の劇薬は相当なフラストレーションの種になっています.第3の劇薬
とはおそらくこのフラストレーションを外部に向かって発散させるべく国民に与え
られる「恐怖(テロル)」を意味するのでしょう.しかし,彼らが劇薬を使わざるを
得ないのは,彼らの強みではなく「弱み」であるという省察を疑うべき理由があ
るでしょうか?国会議員には何万という無辜の民から託された神聖なる責務が
あることを片時も忘れるべきではありません.
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK14掲示板