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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu102.htm
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小泉支持層=IQの低い層」と位置づけて、その層を徹底的
に狙い撃ちにして政策の中身は問わずに「簡単な短い言葉」
だけで選挙戦を行った事を国民は自覚しなければならない。
2005年9月12日 月曜日
◆国民は自覚しなければならない 9月12日 よくわかる郵政民営化論ブログ版
http://www.doblog.com/weblog/myblog/28388?YEAR=2005&MONTH=9&DAY=30
今回の総選挙では、小泉自民党が圧勝したようです。
しかし、どれだけの人が「郵政民営化」の中身について理解して投票を行ったのでしょうか?
政府は、「小泉支持層=IQの低い層」と位置づけて、その層を徹底的に狙い撃ちにして政策の中身は問わずに「簡単な短い言葉」だけで選挙戦を行う・・・
そして、国民も難しいことを理解することを嫌い、簡単な短い言葉の方に流される・・・
パフォーマンスを楽しみ、劇場に魅了される・・・
本当に日本の政治のあり方はこれで良いのでしょうか!?
これだけ小泉自民党が圧勝すれば、郵政民営化法案は再提出されて、可決されるのでしょう!!
私は、HPやblogを通じて、様々な警鐘を鳴らしてきたつもりですが・・・
これでたとえ低所得者層利用者のサービスが悪くなったり、料金が上がっても、私たち国民は「中身については聞いていなかった」とは言えなくなりました。
そして、一民間会社となる郵政の新会社の経営陣が、利潤追求のために、
あなたの街の郵便局を廃止したり、ATMだけを置いた店舗にしますと言っても・・・
国際物流で失敗して、郵便料金を値上げしますと言っても・・・
郵貯を利用する小額預金者からはATM手数料や口座管理手数料をいただきますと言っても・・・
危険な仕事に就く人は、保険には入れませんと言っても・・・
外資を受け入れると言っても、また、日本国債を買い支えないと言ったとしても・・・
国民は政治に対して、それらの責任を追求することはできなくなるのです。
法律上、国民のための郵便局ではなくなるのです。
そしてもうけにつながる利用者と一部の株主のための郵便局へと生まれ変わるのです。
これは紛れも無い事実なのです。
そのことについて、私たち国民一人一人は自覚しなければなりません。
国民の審判により、このような弱者保護は必要ないと決めてしまったのですから・・・
◆<岡田民主党破れたり(その1)> 8月26日 太田述正
http://www.ohtan.net/column/200508/20050826.html#0
1 始めに
このままでは今回の総選挙は、自民党が圧勝、民主党が惨敗、という結果になりそうです。 どうしてそんなことになったのか、いささか時期尚早ながら、民主党の敗因分析を行ってみましょう。
2 総選挙情勢
毎日新聞の世論調査で、今次総選挙で最も重視する政策課題をたずねたところ、8月13、14日の段階でなお、(年金・医療・介護の)「社会保障」が36%で最も多く、小泉純一郎首相が争点と主張する「郵政民営化」を挙げた人は、「景気対策」、「税制改革」に次ぐ第4位、14%にとどまっていました
しかし、候補者選定で、小泉首相は郵政民営化に反対した自民党議員に公認を与えない一方、その選挙区に郵政民営化に賛成する「刺客」を次々と投入してきた結果、衆院選を「郵政民営化の是非を問う国民投票」とする首相の戦略は有権者に浸透し、産経新聞とFNNの合同世論調査では、57.1%が「郵政民営化に対する賛否を投票の際の判断基準にする」と答えるに至っています(http://www.sankei.co.jp/news/morning/20pol001.htm。8月20日アクセス)。
今年2月に実施され3月に公表された政府による世論調査によれば、郵政民営化に賛成49.0%、反対30.2%(http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/h16-yuusei.pdf)と、もともと民営化賛成が反対を大きく上回っているのですから、小泉内閣支持率が、7月16、17日に実施された世論調査では37%と、小泉内閣としては過去最低タイを記録したというのに、衆議院解散直後の8月8、9日に実施された世論調査では一転、46%、そして8月13、14日に実施された世論調査では51%へと急激に上昇した(以上、毎日新聞の全国世論調査による。)のは当然であると言うべきでしょう。
月25日アクセス)によれば、総選挙で最も重視する政策課題について、「郵政民営化」(30%)は「社会保障」(39%)に次ぐ第2位に躍進し、内閣支持率は、更に上昇して実に53.2%に達しています。そして、今回の総選挙の比例区で投票したい政党を聞いたところ、自民党は37%で、(読売新聞が解散直後の8、9日に実施した)前回調査より10%増加しし、民主党は5%減の16%であり、小選挙区でどの政党の候補に投票したいかでも、自民党が39%(前回比9%増)、民主党14%(同4%減)でした。
最新の世論調査は、22、23日に実施された朝日新聞によるもの(http://www.asahi.com/politics/update/0825/002.html。8月25日アクセス)ですが、今回の総選挙に「大いに関心がある」と答えた人は引き続き4割を超えています。これは、2003年の前回の総選挙では投票日直前の数字に匹敵する高率であり、投票率は高くなるのではないかと予想されます。ただし、自民支持層で「大いに関心」が高いのも今回の特徴であり、6割近くに達しているのに対し、民主支持層は、前回総選挙の同時期に比べて低めです。また、比例区で投票したい政党について、民主が強いはずの大都市部で、民主を挙げる人が9%しかいない、という衝撃的な結果が出ています。
以上を踏まえれば、よほどのことがない限り、今回の選挙では自民党が圧勝し、民主党は惨敗することになるでしょう。 仏ルモンド紙は23日、小泉首相の選挙戦略について、まるで「サムライ映画のようだ」と評しつつも、選挙の結果については慎重な姿勢を示しています(http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/05shuinsen/news/20050825k0000e010016000c.html。8月25日アクセス)が、英ガーディアン紙は24日、小泉首相が、絶妙な刺客戦術を展開することによって、有権者の目を、民主党が提起したイラク政策の是非や(年金を含む)社会保障改革といった諸問題から、永田町のドラマへと目をそらせることに成功した、と指摘した上で、総選挙で自民党が敗北する可能性はまずなくなった、と報じた(http://www.guardian.co.uk/elsewhere/journalist/story/0,7792,1555342,00.html。8月25日アクセス)ところです。
◆<岡田民主党破れたり(その2)> 8月27日 太田述正
http://www.ohtan.net/column/200508/20050827.html#0
3 党首の質
(1)始めに
結論から先に言えば、岡田さんは参謀としてしか使い物にならない人物であるのに対し、小泉さんは指揮官としてしか使い物にならない人物であるところ、そんな岡田さんが民主党の指揮官になったことが、必然的に民主党の敗北をもたらしたのです。
(2)岡田・小泉の人物比較
ア 両者の似ている点
もっとも、岡田さんと小泉さんには似ている点もあります。 よい点の第一としては、お二人とももカネにクリーンなところです。 もっとも、これは岡田さんも小泉さんも都市(四日市と横須賀市)を選挙区にしており、利益誘導をする必要が少ないという点では同じですが、岡田さんの場合、JUSCOが後ろ盾になっていて、選挙資金や選挙のための人手の手配をする必要がないためであるのに対し、小泉さんの場合、選挙地盤を祖父及び父から受け継いでおり、そもそも選挙のことを心配する必要がないため、と若干事情を異にします。
よい点の第二としては、お二人とも超がつくほどけれんみのない人間であるところです。 岡田さんについては、私は選挙に出る前と選挙が終わった後に、(岡田さんがそれぞれ政調会長と幹事長代理の時)都合二回会っており、具体的なことは控えますが、このことはその時の経験から間違いありません。一方、小泉さんについては、残念ながらお目に掛かったことがないのですが、郵政民営化関連法案が国会で否決されたら衆議院を解散すると宣言していたとおりに今回解散したことだけをとっても、いかに言行一致の人であるかが分かります。
悪い点としては、お二人とも人心収攬術に長けていない点です。 岡田さんについては、これも具体的なことは控えますが、最初に会った時は口が足らず、二度目に会った時はよけいな一言があり、二回とも私は呆れ、不愉快な思いをして別れた記憶があります。
これまで随分沢山の政治家と話をする機会がありましたが、そんな思いをさせられた政治家は岡田さんと鈴木宗男氏くらいです。媚びへつらう者以外の官僚に対しては罵声とおどしを投げかけるのを常とした鈴木宗男氏もすこぶる不愉快だったけれど、鈴木氏の場合は、メリハリをものすごくきかせて官僚の人心を収攬するという、究極のテクニックを駆使していたと見ることができるのに対し、岡田さんの場合は、単に先天的に人心収攬の能力が欠如しているだけだ、と思っています。
小泉さんについては、子分もいなければ(学者や経済人の)ブレーンもいないという記事を読んだことがありますが、彼は孤高の人、群れない人であって、そもそも人心収攬をしようという気などさらさらない人ではないか、と思います。森さんのはからいがなければ、彼は永久に派閥(森派)の長になどなれなかったはずです。(森さんとは、首相になられるより前でしたが、一度だけお目に掛かったことがありますが、一言二言話をしただけで、抗いがたい魅力を感じ、森ファンになってしまった記憶があります。)
このように見てくると、岡田さんは元自民党の、そして小泉さんは歴とした自民党の政治家ですが、お二人とも、自民党系の政治家としては共通点の多々ある、新人類的なめずらしいタイプの政治家であって、より直截的に申し上げれば、一昔前であれば政治家としてふさわしくない人物である、と言っても良いでしょう。
イ 両者の似ていない点
しかし、他方でお二人ほど対蹠的な人物はありません。 岡田さんは参謀としてしか使い物にならない人物であるのに対し、小泉さんは指揮官としてしか使い物にならない人物であるところです。
小泉さんについては、これも具体的な名前は秘しますが、私の複数の知人が異口同音に、小泉さんは、政策の理解能力が乏しく、そのくせ思いこみの激しい人物だ、と証言しています。個々の選択肢の詳細を理解し、整理した上で、指揮官の判断に供するようなことができるような人物ではない、つまり参謀は到底務まらないということです。
その代わり、小泉さんは、大局観にすぐれ(大衆が何を欲しているかを感知する能力があり)、単純明快な作戦目標(例えば「拉致問題の解決」、あるいは「郵政民営化」)を設定することができ、指揮官としてのパーフォーマンスに長けている(自らがフォトジェニックであるだけでなく、演劇的空間を創造することができ、一見(いちげん)のお客を惹き付けることに長けている)、という点で指揮官としてはうってつけです。
だからこそ今まで、小泉さんは、自民党の総裁になるだけの一般自民党員の票を集めることができ、また、首相になるだけの一般有権者の票を自民党に集めることができたのです。
以上の正反対が岡田さんだとお考えになればよろしい。 岡田さんは参謀として、民主党内で最も優秀であったが故に、歴代の民主党の指揮官から重宝がられ、政調会長から幹事長代理へ、そして幹事長代理から幹事長へと、確実に「昇任」して行きます。
民主党にとって悲劇だったのは、昨年の5月に党代表の菅直人さんが国民年金の未納問題で突然辞めざるを得なくなり、次の代表に内定していた小沢一郎さんまで同じ理由で代表就任を固辞するに至った時、岡田さんが民主党ナンバー2の幹事長まで登り詰めていたことです。
このような危機にあって、民主党はナンバー2の岡田さんを緊急避難的に党代表にしてしまい、その結果指揮官として最も不適格な人物が民主党の指揮官に就任してしまったわけです。
しかも、その直後の7月に行われた参議院銀選挙で、自民党には勝てなかったものの善戦し、民主党は比例区で第一党になったため、岡田さんは引き続き民主党を率い、今回の総選挙を迎えることになってしまったのです。
(私のコメント)
私は選挙公示前から小泉自民党が大勝するのではないかと懸念しながら郵政民営化について論じてきました。それは太田述正氏も8月30日の選挙公示前から岡田民主党の敗北を予想しているように、岡田代表は小泉首相の仕掛けた罠に見事にはまってしまった。民主党には優れたスタッフがいるはずなのに、岡田代表はそれらの助言などをいっさい退けて一人で突っ走ってしまった。
普通ならば自民党が分裂して公明党との協力も十分に取れない状況では野党が有利であり小泉首相も破れかぶれの自爆解散と見たのですが、小泉首相は世論調査では総選挙すれば自民党が勝てるというデーターを持っていたようだ。そのために低IQの小泉支持層に対象を絞った選挙作戦をたてていたようだ。それは衆議院で5票差で可決された時点で参議院は否決されることを見込んで作戦をたてていたのだろう。
だから私自身は郵政民営化法案の問題点を拾い集めて株式日記で論じてきたのですが、この論点が低IQの小泉支持層に反映される事はありえなかった。今日のワイドショーを見ても朝から刺客と言うかマドンナ候補がテレビのインタビューを受けていますが、まさに小泉支持層はワイドショーの視聴者とダブっているのだ。しかしマドンナ候補自体は郵政についての話はほとんどない。
マドンナに限らず自民党の候補は小泉自民党に投票したのであって、候補者自身の政策に賛成して投票したのではない。だからこそ小泉自民党が地すべり的な大勝したのであって小泉なき自民党はどうなるのだろうか。このような選挙戦は小泉氏だけしか出来ないし安部晋三でも真似しようと思っても難しいだろう。岡田代表も頑なになって一生懸命やればやるほど民主党の支持を失って行った。太田氏が指摘するように岡田氏には大衆が何を望んでいるかを察知する能力がまったく無い。
NHKの10日の土曜日の選挙番組でも小泉首相の演説は当地の話題を取り入れて大衆を引き込んでいたのに対して、岡田代表の演説は耳を塞ぎたくなるような紋切り型で、にこりともしない表情で演説では女性や老人の支持は集められない。このような大衆の反応だけでも自民党の大勝は予測が出来た。
自民党は300議席近い大勝利でしたが、郵政民営化に賛成か反対かと問われて賛成票を集めたものであり、あとは自民党に白紙委任をしたようなもので、これから4年間はやりたい放題の事が出来る。憲法改正すらも可能かもしれない。IQの低い有権者達はその事に気がつくのはいつ頃になるのだろうか。郵政民営化にしても実態が明らかになっても知らなかったとは言えないし、自民党に票を入れた人は責任を取るべきだ。
私は「株式日記」で様々な識者の意見を紹介しながら郵政の民営化法案の問題点を論じてきましたが、選挙戦においても法案の中味の議論は込み入ってしまってわからないままに終わってしまった。外資に乗っ取られるという議論もテレビの司会者は露骨に妨害して封じてしまった。もっともIQに低い人にとっては郵便局と外資との関係も理解できない。理解できない以上白紙委任するしかないのだろう。
民主党もこれだけ大敗したのだから、勝つためには小泉氏以上の人材を党首に据えて、低IQの無党派層にもアピールするような政策を掲げて戦わなければ勝てないだろう。しかしそのような人材が民主党にいるのだろうか。国会の論戦を聞いていても小泉首相のはぐらかし答弁に有効な反撃が出来なくては論戦になりませんが、それが出来る人がいない。
岡田民主党の一番の敗因は無党派層の保守化傾向に逆行してしまったことだ。民主党内でも原口氏や松原氏や西村氏などは辛うじて比例で復活して当選しましたが、民主党内でも保守的な議員はいるのだから、8月15日に靖国参拝するような党首を据えるべきだ。小泉首相が異常なほどついているのは毎年靖国参拝の御利益があるからと言う説もあるくらいだ。
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/::::::::;;;;;;;;;,,,;;...-‐''"~ ヽ:;::l そんな…!
|:::::::::::| |ミ| バカなっ…! バカなっ…!
|:::::::/ ,,, ヽ,、 '|ミ| どうして…! こんなことがっ…!
'|:::::::l '''"" ゙゙゙゙` |ミ| どうして…… こんな…
|:::::|. ,,r ‐、 ,, - 、 |/ あってはならないことがっ……!
,/⌒| ノ ・ _), (. ・ `つ|
| ( "''''" |"'''''" | どうして…
ヽ,,. ヽ | どうして… こんな…
| ^-^_,, -、 | こんな…
| _,, --‐''~ ) | 後少しで… 交代政権… こんな時に民主党惨敗なんてっ……!
'ヽ ( ,r''''''‐-‐′ /
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