★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK14 > 313.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
こんにちは。どこかのフォローアップに、とも思ったのですが適当な所が見当たらなかったので、新規投稿で失礼します。今回の選挙については「息子の選挙のために小泉支持とは。石原都知事を見損なった。」という人も多い様ですね。
「「勝馬に乗りたい症候群」……自民圧勝の政治学
公職選挙法違反とも思われるようなマスコミの大々的な「事前予測」通りに、自民圧勝のようだが、これで小泉改革や郵政民営化論、靖国参拝公約違反(笑)、拉致問題無視(笑)…などが承認されたと小泉執行部は思いたいだろうが、そう判断するのはおそらく早計だろう。この選挙結果は明らかに「ヘン」である。自民党関係者の多くも恐らく首をかしげているだろう。「気持ち悪い圧勝」と言っていい。その意味では、ルール違反もなんのその、郵政法案否決騒動から一貫して、郵政民営化批判派を「戦犯扱い」して「戦犯リスト」を何回も掲げ、ひたすら小泉改革マンセーで突っ走ったテレビ、新聞を中心としたマスコミの責任は軽くない。しかし、この狂乱選挙の揺り戻しは確実に来る。すでに保守系の週刊誌や月刊雑誌までもが、選挙直前になってかなり過激な「小泉改革批判」を始めているが、そこに選挙後の大きな動乱の「芽」があると、僕は思う。小泉政権は、「選挙には勝ったけれど…」という「悲喜劇」に、近い内に直面せざるをえないだろう。この小泉大勝利で、皮肉なことに、逆に「小泉批判」は自由になったと見ていい。飯島秘書官を中心とした言論弾圧・言論封殺グループの動きも、不可能になるだろう。さて、日本国民の今回の投票行動の心理と論理について考えて見よう。僕は、かねがね最近の「一億総保守化」の風潮には批判的だったが、その理由は、僕が「革新派支持」だからではなく、最近の「保守」が実は保守とは名ばかりで、単に「勝馬に乗りたい症候群」に取付かれているというだけだ、と判断しているからである。要するに、自民党圧勝という今回の選挙行動の中味は、保守支持というより改革支持、革新支持だったということだ。これが真正の保守でないことは言うまでもない。政策も政党も関係ない。拉致問題や靖国問題に熱狂していたはずの保守派の面々が、拉致問題も靖国問題もすっかり忘れて、ただただ「小泉マンセー」(笑)。ただ、自分だけは「負け犬の仲間」にはいりたくない、「気分だけはもう勝組…」という、低学歴の、貧乏な、下層階級の心理と論理が、投票行動において権力や利権に直結している「自民党」支持に流れただけだろう。誰が見ても、「負け犬」であることは間違いないが故に(笑)、気分だけでも「負け犬仲間」から離れて、「勝組の気分」を味わいたいという心理と論理である。いずれにしろ、今回の自民党圧勝は、「小泉マンザイ政治家」の「踊らにゃ損、損」という「さんま」なみの「馬鹿騒ぎ男」が勝利しただけだ。小泉は、1年後に退陣するとオオミエを切った以上、公約通りに退陣せざるをえないだろう。小泉退陣とともにこの熱狂も終る。自民党は元の木阿弥。次の選挙はボロホロだろう。安倍政権などできるわけがない。今度の選挙でたまたま落選した郵政造反派議員も今回はダメでも次回は復活するだろう。今回はタイミングが悪く、不発に終りそうだが、これからは田中康夫の中央政界での活躍に期待したい。石原慎太郎の時代ではない。石原は、今夜のテレビに馬鹿息子たちと登場して、なんと、「弟分の亀井が…」と亀井代議士を呼び捨て発言。日和見を決め込んでいた男が、結果を見て居丈高に…。それって「男の美学」でしたっけ? しかも現役の都知事が、公私混同もいいとこ。笑ったね…(笑)。」
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK14掲示板