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11日に投開票された衆院選は、ロイター通信が投票終了時間の午後8時ちょうどに「自民党が勝利へ」と、日本のテレビの出口調査を引用して至急電で伝え、さらに自民党の「度肝を抜く地滑り的勝利」が小泉純一郎首相の「郵政民営化に始まる市場原理に基づく改革に対し、幅広い信任を与えた」と伝えた。
AP通信、米CNNテレビ、中国の国営通信、新華社など外国メディアも自民党が圧勝の勢いだと相次いで速報。ロシアのタス通信のウェブサイトも衆院選の結果を「今日のニュース」欄のトップに据え、関心の高さを示した。
韓国のMBCテレビもトップニュースで日本の衆院選を報道し、東京特派員が「(選挙結果は)日本社会の保守化の表れ」と解説。韓国の聯合ニュースは「日朝関係改善の意思が確固としている小泉首相が続投することで、日朝関係改善に助けになるとの肯定的な見通しが出ている」と論評した。
一方、ドイツの公共テレビZDFは「自民党は15年ぶりに単独で政権を担うことも可能になった。小泉は“スターの地位”を得た」と解説した。AP通信は、メディアを意識した「ドラマチックな選挙戦」だったこともあり、投票率も前回衆院選より上がったと指摘した。
英BBC放送は、小泉首相が今回の衆院選を、自身の主導する改革路線に対する「信任投票」と位置付けていたと報じた。(共同)
(共同通信) - 9月12日0時4分更新
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