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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050911-00000103-jij-pol
単独過半数を大きく上回る圧勝が見込まれる自民党は、争点を郵政民営化の是非一本に絞った小泉純一郎首相の戦略が奏功し、本来の自民党支持層以外の有権者を取り込むことに成功したと受け止めている。安倍晋三幹事長代理は「自民党単独で過半数を取れればと思う」と自信を示し、二階俊博総務局長も「無党派層はじめ、都会の人の支持を獲得できたことが勝因だ」と強調した。
自民党は、郵政民営化法案に反対した前職に対抗馬をぶつける異例の「刺客」戦術で選挙戦の話題をさらい、民主党を終始圧倒した。党内では早い段階から、首相が勝敗ラインとした「与党で過半数獲得」はクリアできたとの見方が広がっていたが、予想を上回る大勝に「4年前の小泉ブームの再来だ」(中堅)と驚きの声も上がっている。
衆院解散の引き金となった参院での郵政法案否決については、参院幹部が「反対票を入れた人は吹っ飛んでしまう」と指摘。反対組の多くが賛成に回るとの見通しを示した。
一方で、「勝ち過ぎ」を複雑な思いで見る向きもある。求心力を増した首相が、郵政法案成立後に控える内閣改造・党役員人事で思うままに主導権を発揮するのは確実。党内では「郵政法案の成立を機に調和の政治に戻ってほしい」(閣僚経験者)との声も漏れた。また、参院側からは「あまり大勝ちすると『参院無用論』が強まりかねない」との懸念が出ている。(了)
(時事通信) - 9月11日23時2分更新
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