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【総選挙反響】自民党は大都市政党への脱皮成功−アジア・ジェネシス (ブルームバーグ)
2005年9月12日(月)00時30分
9月11日(ブルームバーグ):11日投票の衆院選で自民党が圧勝する見通し
となったことについて、シンガポールに運用拠点を置くアジア・ジェネシス・ア
セット・マネジメントのディレクター、チュア・スーン・ホック氏は同日、以下
のようにコメントした。
「小泉首相率いる自民党は大勝したようだ。小泉自民党の勝利が意味してい
るのは、自民党が大都市の有権者大多数から支持を得る政党に脱皮するのに成功
したということであり、多額の補助金や農業・郵政就労者寄りの伝統的政策を今後
はっきり放棄するということだ。地方の政治家はこれまでに比べ、特定の選挙区
だけに利益がある補助金政策に依存できなくなる」
「具体的に言えば、郵政改革のテンポが速まることになり、その結果、補助
金政治の資金源になってきた郵貯・簡保の巨額資金による国債購入がやがて減少し
ていくことを意味する」
「その結果、高配当の株式や不動産投資トラストにこれまでよりも資金が割
り当てられることになり、国債への資金の流れは少なくなる。低利の国債発行を
通じて巨額の政府支出の財源を賄うためにゼロ金利政策を通じて国民の貯蓄を押
さえつけてきた10年以上にわたる政策に終止符が打たれるだろう」
「郵政民営化により、政府の公共支出削減、補助金政治の減少、銀行などを
中心とする民間部門のダイナミズム加速が実現する可能性がある」。また、小泉
首相にとっては、過去4年間に銀行部門で実施してきたように郵政改革担当相に
恐れを知らぬ人物を充てることにより、鉄は熱いうちに打つまたとない好機だ。
「全体としてみれば、今回の選挙結果は、東証株価、不動産、銀行貸し出し
にとっては強材料であり、実体経済が強くより健全になることで国債にとっては
弱材料だ」
記事についての記者への問い合わせ先:
Tomoko Yamazaki in Tokyo at
tyamazaki@bloomberg.net.東京 東京 大久保 義人 Yoshito Okubo
yokubo1@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=12bloomberg11anIGJRufEB4M
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