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最良の選挙結果は小泉大敗北
4年も政権の座にいながら改革など一切進まず今さら、「改革を止めるな」と叫んでいるサギ師政権の消滅が理想
この選挙結果次第で決まるこの国のこれからを懸念している有識層に聞いてみた
慶大教授 金子勝
小泉政治4年間の「実績」が投票基準だ
小泉首相は「郵政民営化の是非を問う選挙だ」と絶叫しているが、ゴマカシもいいところです。総選挙は、あくまで小泉政治の4年間の実績を問うもの。有権者はそれを投票基準にすべきです。
果たして、この4年間で1つでも改革が進んだのか。答えはノ―です。
小泉首相が改革の目玉にしたのは「国債新規発行30兆円枠」「北朝鮮外交」「道路公団民営化」などなど。
1つも成功していない。
30兆円枠は1年目から挫折、北朝鮮外交は膠着状態、道路公団は形だけ民営化し、ムダな道路を造り続けることになった。
いまさら「改革を止めるな」はないだろう。
その一方、国の借金は540兆円から780兆円へ240兆円も急増し、株価は1万4000円から1万2000円へ下落しています。
国民の生活も苦しくなっているはずです。
評論家 佐高 信
有権者の見識≠ェ問われている
この選挙は有権者の見識≠ェ問われます。
「小泉自民党が勝つ」ということは、「池田大作が勝つ」ということ。
それでいいのか、考えてみた方がいい。
小泉純一郎の「純」は「単純」の「純」。
受け手の側の有権者もずいぶん単純になっているようですが、表面的な言葉に惑わされてはダメです。
たとえば呪文のように「官から民へ」と連呼していますが、これは本当なのか。
道路公団民営化会社のトップが全員公団幹部だったことでも、ウソっぱちであることがわかる。
本当は「官から官」なのです。
候補者の顔ぶれを見ても官僚がズラリ。
そもそも元財務官僚の候補が喜んで「大賛成」する改革が、国民のためになる改革とは思えません。
ジャ―ナリスト 魚住 昭
自民圧勝なら「勝ち組」「負け組」政治が強まる
この先、どんな4年間を望むか―。それも大事な要素です。
小泉路線は一言で言えば「新自由主義」。
強い企業と強い個人をさらに強くし、全体を底上げする。
弱いヤツは関係ないという考えです。
この4年間で、一握りの「勝ち組」がいい思いをし、人並みに暮らしていた人が次々に「負け組」に落ちていった。
与党が選挙で勝利したら、この路線が加速されるのは間違いない。
例えば、正社員から派遣社員にされるサラリ―マンが続出するでしょう。
貧富の差も急激に広がるはずです。
米国のハリケ―ンで、金持ちは逃げて助かったが、貧乏人は避難するための自動車もなく死んでいった。
ああいう社会がいいのか。 考えるべきです。
政治評論家 平野貞夫
自民の「比例は公明へ」は議会政治の否定だ
今度の選挙の特徴は自民・公明が完全に一体化したことです。
これまでは水面下で選挙協力をしていた。
しかし、いまや堂々と行っている。自民党の幹事長、政調会長、総務会長の三役が「比例は公明党へ」と訴えているのだから異常です。
神経がマヒしてしまっている。小泉自民党は選挙で勝つためなら何でもあり。
議会政治を否定したも同然です。それに、もう自民党は創価学会・公明党に頭が上がらないでしょう。
私はそれを懸念しています。
軍事ジャ―ナリスト 神浦 元彰
イラク問題、アジア外交も争点だ!
郵政だけが投票基準というのは異常ですよ。
外交問題だって重要なポイントです。
そこを見誤ると大変なことになる。
たとえば、自衛隊のイラク派兵の基本計画は、12月で期限切れを迎えます。
郵政民営化よりずっと差し迫った問題でしょう。
政府は期限切れ前に閣議決定し、なし崩し的に延長するようですが、撤退スケジュ―ルは中ぶらりんで出口≠ェ見えてこない。
米国ブッシュにコビを売るため、法的整備をしないで自衛隊を戦場に送ったツケが回ってきているのです。
小泉政権は、米国との関係強化こそが外交だと勘違いしている。
米国一辺倒で日本をアジアの孤児≠ノした。
首相の靖国神社参拝問題で反日感情が高まっている間も、中国はしたたかにアジア各国への影響力拡大を図ってきました。
それでは小泉政権に対中戦略があるかというと、答えは「ノ―」です。
東京家族ラボ主宰 池内ひろ美
小泉政治が招いた破廉恥な世の中でOKか
政府が企業をいじめ、企業が社員をいじめ、社員は帰宅して妻子に当たり散らす―。
小泉政権の4年間で、弱いものがさらに弱い者をたたく嫌な世の中になった印象を強く受けます。
「幼女殺害事件」などはその典型でしょう。
小泉政治を一言で言うと「守らない政治」。
国民を守ろうとせず、ひたすら痛みを強いた。
誰も守ってくれなければ、弱者は自己保身に走るしかない。
その結果、自分本位の恥知らずな人間が増えた。
世相が乱れるのも当然でしょう。
今回の選挙戦だってそうです。
マドンナだ女刺客だと大騒ぎし、「女の心もカネで買える」と臆面もなく言ってのける候補者まで出てきた。
出馬を勧められても、まともな神経の持ち主なら、恥ずかしくなって固辞しちゃうんじゃないですか。
できれば、羞恥心を持ち合わせた候補を選びたいですね。
政治ジャ―ナリスト 山村明義
理想的な選挙結果は自民、民主も過半数届かず
どんな選挙結果が望ましいかを有権者は考慮すべきです。
自民、民主が両党とも過半数を取れず「政界再編」になだれ込むような結果が理想的ではないか。
自民党も民主党も、内部に右から左まで抱えてバラバラ。
自民と民主の間には明確な違いもない。
これではダイナミックな政治を行えないし、有権者だって選択に迷って当然です。
「保守政党」VS「リベラル政党」という構図になった方が、すっきりする。
今度の総選挙で自民、民主のいずれも過半数を握れなかったら、必ず政界再編につながる。
しかし「自民圧勝」という結果になったら、政界再編は絶望的になります。
精神科医 和田秀樹
「刺客」 「マドンナ」・・・小泉劇場をどう見るか
刺客、マドンナといった小泉劇場≠フ仕掛けもよく見極めたい。
政権トップが意図的につくり上げた「改革ゲ―ム」に世論が沸きに沸いている。
北朝鮮を笑えない、全体主義国家の舞台が整いつつあることに不安を感じています。
争点を郵政一本に絞り、悲壮感たっぷりに「この程度の改革ができずに、何ができるのか!」と強く訴えかける。
他人の意見に流されがちな最近の日本人には、小泉首相が何となくカリスマ型のリ−ダ―に映るのでしょう。
今の国を挙げての熱狂ぶりには違和感を覚えます。
大体、郵政民営化は内閣の命運をかけるようなテ―マなのか。
民営化でだめだったら、また国営に戻せばいい。
実際、欧州には国営→民営→国営・・・・・・を繰り返す企業がたくさんある。
仏ルノ―や英国鉄道しかりです。
この程度のさまつな改革に右往左往する政界やマスコミは異常です。
首相は「改革」を大衆人気のための演出材料にしているとしか思えません。
京セラ名誉会長 稲森和夫
政権交代可能な2大政党が望ましい
京セラの稲盛和夫名誉会長は、8月12日、次の一文を発表している。
「戦後ほぼ一貫して一つの政党が政権を握っています。その結果、国政は弛緩し、不祥事があとをたたなくなりました。政官財が癒着し、国民のための政治は、出来なくなってしまいました。そして、現在、将来への希望が失われ、日本社会は閉塞感に覆われています。しかし、ようやく日本でも、政権担当能力のある2つの政党が存在するようになりました。戦後の日本を作り上げた自民党と民主党です」
日刊ゲンダイ 05 912
以上です
すでに選挙結果がおおかた出てしまっているため没にしようと思いましたが
やっぱり書き込むことにしました。
今さらなんだと思うかもしれませんがひらにご容赦ください。
先程まで日本テレビを見ていましたが何と自民党が圧勝ということ。
それ以上にあきれたのが出演者のコメントです。
小泉の太鼓もちにして茶坊主の山本と大村が言いたいこと言いやがって!!
福沢の質問にしてもこっちとしては背景がわかっているため
何くだらねえこと聞いてんだよという感じでした。
あと赤い服着てた弁護士らしいあの女いったい何なんだ?
バカなことばっかり言いやがって!!
テリ―伊藤も何者なんだ。 あいつさっぱりわからない。
自民が圧勝したとなるとこれから先怖いぞ。
何をしでかすか分からないぞ。
ちなみにこの記事の終わりには「泣いても笑っても、あすの夜には大勢が判明する。結果が出てから『こんなはずじゃなかった』とわめいても後の祭り。何を基準に投票するか。有権者は真剣に考えるべきだ。」と書いてありました。
それにしても小池百合子っていう女は本当にいや〜な女だな 最低のヤツだよ
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