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(回答先: 衆院選:与党300議席突破へ、自民は単独269超−NHK出口調査(2) (ブルームバーグ) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 9 月 11 日 21:04:42)
訂正:【衆院選05】自公VS民主の政権選択に審判−シミュレーション (ブルームバーグ)
2005年9月11日(日)21時03分(9日送信の記事のうち第12段落2行目を「121議席」に訂正します)
【記者:山村敬一】
9月11日(ブルームバーグ):郵政民営化の実現に争点を絞った自民、公明
の連立与党の政権維持か。それとも年金制度改革や子育て支援を優先すべきだと主
張する野党第1党の民主党への交代か−−。11日投票の第44回衆院選では、最長
で今後4年間の政権を選択するために有権者1億330万人余による審判が下され
る。与党と民主党の獲得議席と選挙後の政局をシミュレーションした。246議席が与党のスタートライン−自民単独は212
衆院選は定数480議席をめぐって争われる。衆院解散時の自民党は249議席。
公明党の37議席を加えると283議席に達し、衆院の全委員長ポストを与党が独占
して委員数でも与党が過半数を確保できる「絶対安定多数」の269議席を大幅に
上回っていた。しかし同党は8月8日の解散後、郵政民営化関連法案に反対票を投じた前衆
院議員37人の公認を見送ったため、公示前に単独で212議席まで党勢が衰退。公
明党を合わせても246議席と、辛うじて過半数241議席をクリアしていたという
のが実情だ。与党は選挙後の特別国会への郵政法案の再提出、成立を目指すが、構成が基
本的に変わっていない参院審議が立ちはだかる。通常国会の参院本会議採決では、
参院自民党114人(衆院解散後に2人離党)の中から反対22人、棄権・欠席8人
の合計30人が造反した。首相は「自民党、公明党が過半数を得られれば必ず今まで反対していた参院
議員も賛成に回ってくれる。民意を尊重してくれる」と、造反議員の翻意に強い期
待を寄せる。過半数241が至上命題
与党の獲得議席が過半数をわずかに上回る程度にとどまれば、首相の自民党
内での求心力低下は避けられない。郵政法案をはじめ、国会運営を円滑に進めるに
は衆院の全委員会で法案を可決できる「安定多数」の252議席は確保したいとこ
ろだ。与党、民主党ともに過半数が至上命題だ。小泉純一郎首相(自民党総裁)は
自公両党で過半数に1議席でも及ばなければ「退陣する」と断言。民主党の岡田克
也代表も「民主党政権ができなければ代表にとどまらない」と単独過半数を勝敗ラ
インに定めた。このため過半数が、選挙後の政権の枠組みを占う分水嶺となる。国内各紙が9日報じた選挙終盤の情勢や政党支持率などの調査結果によると、
自民党が優位な戦いを展開しており、仮に単独で過半数を実現すれば、海部政権下
で戦った1990年の衆院選以来となる。与野党とも過半数割れなら自公政権継続の公算
仮に与党が過半数に届かない場合でも、民主党が過半数を獲得しない限り、
自公の枠組みが続く公算が大きい。その際カギとなるのが、郵政法案に反対して無
所属や新党から出馬を余儀なくされた34人の動向だ。反対票組からは「25人から30人が当選できればキャスティングボートを握
る立場になる。その時には自民党が声を掛けてくる」(平沼赳夫氏)という声が公
然と出ており、小泉首相が退陣すれば、反対票組が自民党に復党し、自公で再び過
半数を押さえる動きになりそうだ。民主が政権奪取でも国会運営不安定に
一方、民主党が単独で過半数を確保するか、他党と連立を組むことで過半数
を得て政権交代を実現できたとしても、参院で過半数を確保しない限り、衆院の議
決が参院に優先される予算案と条約以外の法案処理ができずに国会運営が不安定に
なる。参院定数は242議席で、議長が採決に加わらないため、採決時に実際に有効
な議席数は241で、過半数は121議席となる。院内会派「民主党・新緑風会」の
議席は83(副議長を含む)であることから、過半数まで38議席不足している。野党連携不可欠に−民主政権なら
民主党の岡田代表は8月30日のNHK番組で、「選挙の結果を見て、いろん
な応用動作があるかもしれない」と語り、他党との連立の可能性を示唆。社民党の
福島みずほ党首は同じ番組で「自民党政治を倒すことは大きな意味がある。野党の
連携については憲法や基本的なところで合意できるかどうかで考えたい」と語った
が、「民主党・新緑風会」と「社民党・護憲連合」が連携したとしても89議席に
とどまる。自公連立政権の枠組みの前身は、1999年1月14日に発足した自民、自由
(当時。後に保守新党となり自民党と合併)2党による自自連立政権。同年10月
5日には公明党を加えた自自公3党による連立政権に発展した。これは参院で過半
数割れの事態を打開するための苦肉の策。仮に今回の衆院選で民主党が政権を奪取
できたとしても、参院で過半数に満たない状況を打開するためには、他党との連携
などが不可欠になる。【2005年の衆院選でポイントになる議席数】
283 → 05年解散時の自公合計
271 → 03年衆院選結果の自公合計
269 → 「絶対安定多数」
252 → 「安定多数」
249 → 05年解散時の自民単独
246 → 05年公示前の自公合計
241 → 「過半数」
237 → 03年衆院選結果の自民単独
212 → 05年公示前の自民単独
177 → 05年公示前の民主単独(03年衆院選結果と同じ)
175 → 05年解散時の民主単独【2005年の衆院選の候補者数】
|小選 |比例 |比例 |重複 |公示 |解散 |
合計 |挙区 |単独 |代表 |候補 |前 |時 |
------------------------------------------------
自 民 346 | 290 | 56 | 336 | 280 | 212 | 249 |
民 主 299 | 289 | 10 | 295 | 285 | 177 | 175 |
公 明 52 | 9 | 43 | 43 | 0 | 34 | 34 |
共 産 292 | 275 | 17 | 39 | 22 | 9 | 9 |
社 民 45 | 38 | 7 | 43 | 36 | 5 | 6 |
国 民 14 | 10 | 4 | 11 | 7 | 4 | - |
日 本 8 | 6 | 2 | 8 | 6 | 3 | - |
自 連 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
諸 派 6 | 3 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 |
無所属 69 | 69 | - | - | - | 32 | 3 |
------------------------------------------------
1131 | 989 | 142 | 778 | 636 | 477 | 477 |
| (欠員3) |
注1)解散時の「無所属」は田中真紀子、渡部恒三、坂本哲志氏の3人、河野洋平
前議長は自民党、中野寛成副議長は民主党に含めた。自民党は郵政法案に反対票を
投じた37人を非公認とした。横光克彦氏は解散後に社民党を離党して民主党に入
党。渡部恒三氏も公認を受けた民主党に加えた。注2)なお、2005年8月8日配信の「衆院選が公示、郵政・年金など争点に政権
選択へ−9・11投開票」の文末にある【衆院の解散前勢力】は、投票行動の観点
から「会派」で表記した。すなわち「無所属」は河野洋平議長(当時)、中野寛成
副議長(同)、徳田虎雄氏の3人。一方、自民党の249には、自民党会派に入っ
ている無所属の坂本哲志氏、民主党の176には、民主党会に入っている無所属の
田中真紀子、渡部恒三の2氏をそれぞれ含んだ。【2003年の衆院選の開票結果】
|小選 |比例 |
合計 |挙区 |代表 |
------------------------
自 民 237 | 168 | 69 |
民 主 177 | 105 | 72 |
公 明 34 | 9 | 26 |
共 産 9 | 0 | 9 |
社 民 6 | 1 | 5 |
保 守 4 | 4 | - |
無 会 1 | 1 | - |
自 連 1 | 1 | - |
無・諸 11 | 11 | - |
------------------------
合計 480 | 300 | 180 |
(注:国民は国民新党、日本は新党日本、自連は自由連合、保守は保守新党、
無会は無所属の会、無・諸は無所属・諸派)【参院会派の勢力】(衆院選公示の2005年8月30日午後現在)
自民 112
民主・新緑風会 83
公明 24
共産 9
社民・護憲連合 6
新党日本 2
無所属 5
欠員 1
---------------------
定数 242(議長は採決に加わらないため過半数は121)注)民主党の斎藤勁参院議員は神奈川11区に衆院選への立候補を届け出をもって
参院議員を自動失職。参院では2人以上でないと会派として認めらないため、国民
新党の田村秀昭氏は無所属となる。採決に加われない議長は無所属に含み、採決に
参加できる副議長は出身会派に含んだ。記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 山村敬一 Keiichi Yamamura kyamamura@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=11bloomberg22aEyO2PUeTKgo--------------------------------------------------------
衆院選:党派別当確・当選者数(表)−NHK速報(11日21時24分) (ブルームバーグ)
2005年9月11日(日)21時26分
9月11日(ブルームバーグ):NHKのウェブサイトによると、
第44回衆議院選挙の当選確実・は以下の通り。11日21時24分現在。【2005年衆院選:党派別の当確・当選者の内訳】
=============================================================計 小選挙区 比例 選挙前議席
=============================================================
自民党 165 112 53 212
民主党 46 5 41 177
公明党 18 2 16 34
共産党 3 0 3 9
社民党 0 0 0 5
国民新党 0 0 0 4
新党日本 0 0 0 3
無所属* 2 2 0 30
諸派 0 0 0 1
無所属 0 0 0 2
---------------------------------------------------------------
合計 0 121 113 477 (欠員3)
=============================================================
注:選挙前議席は、解散後の党派移動を含む。比例代表は小選挙区との重複を
除く。
* = 郵政法案に反対した前自民党議員
出所:NHKウェブサイト {NHKY} 記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 Marco Babic または mbabic@bloomberg.net
http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=11bloomberg22ar6rmfl4ppJc
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