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□井脇ノブ子当選の『マジック』の裏に二階総務局長 [東京アウトローズ]
http://blog.melma.com/00143878/20050929134105
井脇ノブ子当選の『マジック』の裏に二階総務局長
今回の自民党圧勝について、マスコミは「小泉旋風」「小泉マジック」などと簡単にかたづけているが、どうやら『そんな単純な話』ではなさそうだ。
衆院選直後のある自民党首脳の朝食会で次のような裏話が披露されたという。
「郵政解散を前提に早い段階から官邸サイドは準備をしていた。マドンナなどの新人候補も直前に決まったような形にしてあるが、それはマスコミ向けの話題づくりのためで、実はかなり以前から候補者を選定し打診を続けてきた」
つまり、今回の衆院選は、小泉自民党執行部らによる周到な準備のもとに行われた、というのである。そうした中、いま最も注目されている人物が二階俊博総務局長だ。
永田町関係者が次のようにいう。
「実質上、選挙を仕切ったのは二階だった。現在、二階派は衆参合わせて14人だが、隠れ議員を含めると20人前後に膨張した」
二階氏の『辣腕ぶり』を典型的に示す選挙区が大阪11区。ド派手なピンクスーツに、オールバックという出で立ちで一躍、『時の人』となった井脇ノブ子氏(=写真)が自民党から立候補した。井脇氏は選挙区では落選したが、比例で復活している。
問題は井脇氏の得票数で、9万8000票を獲得しているのだ。これには同じ選挙区で12万票を取り当選した民主党の平野博文陣営も『絶句』したという。
「大阪11区は平野を推す松下電器労組の牙城で、過去、自民党が太刀打ちできるような選挙区ではなかった。まったく地元で知名度もない井脇のような落下傘候補が10万票近くも取れるハズがないんだが・・・」(同陣営関係者)
このマジックの『絵解き』を、前出の永田町関係者がしてくれた。
「井脇の得票を大雑把に言うと、自民基礎票3万、公明・学会3万そして松下労組から3万票が流れたと見ている。松下の3万票は、二階が動いた結果だろう。民主・平野は今回の選挙で広報委員長の要職にあったが、随分動きが鈍かったようだ。二階・平野の間で何があっても不思議ではない」
もともと井脇氏は小沢一郎氏と親しく、過去に新進党や自由党から度々出馬したものの落選。永田町では知る人ぞ知る人物なのだが、これまで『泡沫候補』並みの扱いしか受けてこなかった。それが今回、二階氏の引きで比例1位の座を手にし、しかも10万票近くの得票で復活したのだ。ちなみに井脇氏は「国際開洋学園」の理事長を務めているが、二階氏の地元・和歌山に「国際開洋第二高等学校」を開校している。
この一例を見ただけでも、二階氏の『辣腕ぶり』が窺い知れるというものだ。
(一部敬称略)
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