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(回答先: 憲法改正国民投票法案の全文へのリンク+規制、罰則の全文 投稿者 たけ(tk) 日時 2005 年 9 月 23 日 10:19:21)
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きくちゆみのブログ
http://kikuchiyumi.blogspot.com/
Wednesday, May 04, 2005
「2007年7月15日、日本国憲法は死にます」?え、うそ!
5月3日、とある東京の集まりで「厭戦庶民の会」の人たちとご一緒しました。そのとき、彼らが開口一番に言った言葉が、このページのタイトル、「2007年7月15日、日本国憲法は死にます」でした。そして、彼らは2007年7月に予想される憲法改正のための国民投票の模擬投票を体験させてくれました。ちなみに、2007年7月15日は次の参議院選挙が行われる日です。
いやあ、これはおもしろい(恐ろしい)。私もあなたも、ごく普通の良識的な人や平和派・環境派は、まちがいなく「改憲賛成」になってしまうように国民投票が工夫されて(仕組まれて)いました。さすが、彼ら(改憲派)は賢い!!なんて感心している場合じゃありません。
えー!まっさかー!と思う方は、「厭戦庶民の会」のHPを検索して「毒まんじゅう」を読んでみてください。URLはあるのだけど、私が打ち込んでも、どうしてもそこには飛べないのです・・。へんだなあ。
http://www1.odn.ne.jp/ensenshomin/
改憲したい人たちの最大の狙いは憲法第9条の2項です。それ以外はどうでもいい(おいしいエサとして、まかれているものもあります)。そのために今回は軽微な改憲をしておきます。そのときに、しっかり入れておくのが、憲法改正手続きを簡単にする(国民投票なしで改憲できるようにする)ことです。今は、国会議員の3分の2、それから国民の過半数が賛成しなければ改憲ができません。でも、今度の改正案が通ると、国会議員の(出席議員の)3分の2の同意だけで改憲できるようになります。
だから、最初はたとえば抵抗の多い9条は守っておいて、環境権や大量破壊兵器の禁止など、おいしい(私たちが食べやすい)条項を加えておいて、続いて次の改憲のときに、憲法9条を変えてしまうこともできます。どこかの官房長官が言っていたじゃないですか、「改憲グセをつけなくちゃいけない」と。本音は注意していると見えてくるものです。
食べやすくておいしい「毒まんじゅう」がこの憲法改正案。2007年7月までに、日本人の過半数に(え、これって5千万人?)この模擬投票を体験してもらわなくては、と思いました。これを実現するための何かいいアイデアがあったら、厭戦庶民の会にどうぞ。これから私が講演するところでは、どんどん広げていくつもりです。
ensenhatewar@hello.odn.ne.jp
この国民投票なら、このままいったら殆どの日本人(平和派の人でも)は、いくつかの条項には○をつけて、改憲賛成票に数えられてしまうでしょうね。良心的な人ほど、だまされるでしょう。大変だあ。いや、大変だなんて言っている場合じゃない。広げなくっちゃ。これを読んだあなたから、ぜひ友達に伝え始めてくださいね。
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戦争屋にだまされない
厭戦庶民の会
えんせんしょみんのかい
Hate War General Public
http://www1.odn.ne.jp/ensenshomin/
2007年7月15日(日)
参議院議員選挙と同時に行われる憲法改正国民投票に備えましょう。
憲法改正国民投票はいつ行われるか
憲法第96条
(憲法改正の手続き)
この憲法の改正は各議員の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票または国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数を必要とする。
第二項
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は国民の名で、この憲法と一体をなすものとして、ただちにこれを公布する。
説明
(1) 特別の国民投票とは、国会議員の選挙に関係なく特別に、ある意味では議員にも国民にもそれほど準備のな いうちに、唐突に行われる国民投票。たとえば2006年の通常国会で、三分の二以上の議員が賛成したため行 われる国民投票。現実の問題として、ありえない。
(2) 衆議院議員選挙では、突然の解散もありうるし、時期的に不安定。各政党も事実上、準備できない。
(3) だから、自由、民主、公明合意の国民投票は、2007年7月15日(日)の衆議院議員選挙と同時に行われるだ ろう。その次は2010年7月。
(4) 日本国憲法改正国民投票法の第13章 国民投票運動に関する規則 及び 第14章罰則は憲法第96条第二項により天皇が国民の名で、憲法改正の公布をしたときから、国民投票運動が終了する日まで適用される。
2007年7月15日(日)に備えよう
この日は、参議院議員選挙の日です。この日に憲法改正国民投票法が行われます。
私たち戦争屋にだまされない厭戦庶民の会事務局は、2004年9月19日、憲法改正国民投票法準備開始の決議をしました。
憲法9条が改悪された時の恐ろしさ、厭戦心の欠いた憲法9条の惨めさ、「食べやすくおいしい毒まんじゅう」を食べた結果、多数の人権、環境、護憲論者が、改憲派にあえなく転向するはかなさを、国民投票をつきつけられるすべてのみなさんに、どんどん訴えてゆきます。
☆ 下の投票用紙の例もぜひご覧ください。
食べやすくおいしい毒まんじゅう
目的は憲法9条2項殺し
☆ いよいよ憲法改正国民投票法案が国会に提出されます。
☆ 投票所に現れる投票用紙の様式を、読売憲法を例にして掲げてみます。
日本国憲法改正国民投票
◎ 注意
一 憲法改正の提案に賛成の人は、次の憲法改正案の上の欄に○の記号を書くこと。
二 憲法改正の提案に反対の人は、次の憲法改正案の上の欄に×の記号を書くこと。
三 ○又は×の記号のほかは何も書かないこと。
○又は×の記号を書く欄 | 憲法改正案 |
× | (人格権) @ 何人も、名誉、信用その他人格権を不当に侵害されない権利を保障される。 A 何人も、自己の私事、家族及び家庭にみだりに干渉されない権利を有する。 |
右改正案の目的
@項により、人権派を改憲派にする。
A項により、住基ネット反対派を改憲派にする。
○又は×の記号を書く欄 | 憲法改正案 |
× | (環境権) @ 何人も、良好な環境を享受する権利を有し、その保全に努めなければならない。 A 国は、良好な環境の保全につとめなければならない。 |
右改正案の目的
環境派を改憲派にする。
○又は×の記号を書く欄 | 憲法改正案 |
× | (大量殺傷兵器の禁止) 日本国民は、非人道的な無差別大量殺傷兵器が世界から廃絶されることを希求し、自らはこのような兵器を製造及び保有せず、または使用しない。 |
右改正案の目的
反核派及び「核は人間と共生できない」をスローガンにする反原発派を改憲派にする。
以上の改正案はいずれも権力者たる改憲派にとっては大きな損失です。でも、鯛を釣るための必要なエビなんです。
鯛はもちろん憲法第9条の改正です。ずいぶん高価なエビでしたね。
いよいよ鯛の登場です。
○又は×の記号を書く欄 | 憲法改正案 |
× | (自衛のための軍隊、文民統制、徴兵制の否定) @ 日本国は、自らの平和と独立を守り、その安全を保つため自衛のための軍隊を持つことができる。 A 自衛のための軍隊の最高の指揮監督権は、内閣総理大臣に属する。 B 国民は、自衛のための軍隊に参加を強制されない。 |
○又は×の記号を書く欄 | 憲法改正案 |
× | 国際協力 (理念) 日本国は、地球上から、軍事紛争、国際テロリズム自然災害、環境破壊、特定地域での経済的欠乏及び地域的な無秩序によって生じる人類の災禍が除去されることを希求する。 (国際活動への参加) 前条の理念に基づき、日本国は、確立された国際的機構の活動、その他の国際の平和と安全の維持及び回復並びに、人道的支援のための国際的な共同活動に積極的に協力する。必要な場合には、公務員を派遣し、軍隊の一部を国会の承認を得て協力させることができる。 |
決定的な憲法改悪は、憲法改正手続きの改悪です。
○又は×の記号を書く欄 | 憲法改正案 |
× | (改正の手続き及びその公布) @ この憲法の改正は、改正案につき、各議員の在籍議員の3分の2以上の出席により、出席議員の過半数の賛成で議決し、国会がこれを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。 A 前項の規程にかかわらず、この憲法の改正は、改正案につき、各議員の在籍議員の3分の2以上の賛成で可決することにより成立する。 |
あ〜あ簡単 憲法改悪!
毒饅頭の起源とは・・・
札幌生まれの会員の声
毒饅頭の起源は昭和の初めごろなんだ。
おじさん二人が小さな大八車を引いていました。
そこへ、野良犬が走ってきました。
すると、おじさんの一人が饅頭を投げました。
犬は飛び上がって喜び、饅頭を追いかけました。
ところが、饅頭をパクリと食べた途端に、悲鳴をあげ、お腹をひくひくさせて死んでいきました。
幼い頃「犬殺しの毒饅頭」を目撃した会員が、「憲法改正国民投票は食べやすくておいしい毒饅頭だ!これは危ない!」と、いち早く4年も前にこの危険を察知したのです。素敵な匂いの毒饅頭に犬が喜んでワーッと飛びついていったように、だまされてはいけないと。
私たちは、憲法改悪を絶対にさせないために、日本を「戦争をする国」にさせないために、「食べやすくおいしい毒饅頭にだまされないようにしましょう!」 と全力で訴えます。国民投票に、どんな条文が出されても、「ひとつも○をつけない!全部×をつける!」と断言できる人を、どんどん増やしましょう。
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