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(回答先: 後藤田正晴氏が死去 副総理や官房長官を歴任 [朝日] 投稿者 ファントムランチ 日時 2005 年 9 月 21 日 11:37:35)
後藤田正晴氏の訃報記事を見て、護憲といえば無視を決め込む大「朝日新聞」 ― 寂しいなという気がする今日この頃。
スポーツ・芸能専門紙の「スポニチ」(http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20050921016.html)でも次のように後藤田正晴氏の護憲派としての人物評価をしている。
「政治改革推進派の代表格で、憲法改正論議では護憲派の姿勢を貫いた。首相候補、自民党総裁候補に取りざたされたこともあり、自社さ連立政権の村山富市首相に対しては政権運営や危機管理対応などでたびたび助言。引退後もイラクへの自衛隊派遣に反対し、小泉純一郎首相の政治手法などについて苦言を重ねた」
それなのに、朝日新聞は(http://www.asahi.com/obituaries/update/0921/001.html)、
護憲派としての後藤田氏を次のように、何ら評価していない。
「96年の政界引退後も率直な政治評論で知られ、今年7月の朝日新聞紙上ではインタビューに答え、『首相は靖国神社参拝を控えるのが当然だ』『米国のそばにいれば安心だというのはひとつの選択だが、中国や韓国を敵に回していいはずがない』などと語っていた」
このように朝日新聞は、「護憲」と言うともう、無視を決め込んでしまう。代わって「靖国参拝」問題をだして何とかカッコウをつけようとする。
勝谷誠彦(小生は個人的にはこの人が好きでない)はHPの「勝谷誠彦の××な日々」(http://www.diary.ne.jp/user/31174/)の9月19日(月)でこんなことを書いている。
朝日新聞の社説(http://www.asahi.com/paper/editorial20050918.html)
を取り上げて、
「(前略)<民主党新代表/めざせ「日本のブレア」>。ですよ。どはははは。9条改正論者をここまで持ち上げないことには朝日新聞の読者層はもうなくなってしまうもんね。仰天するほど簡単に護憲戦線から退却した朝日の次のよりどころは靖国だけ。<首相の靖国神社参拝には明確に反対している前原氏である。自民党などに広がりつつある国家主義的な空気には断固として対抗してもらいたい>。靖国参拝を<国家主義的な空気>と言い切ってしまう軽率さとまだイデオロギーの夢に浸っている古さ。それを自覚していないところが朝日の哀しさだ。そのあたりまだ社説を書いている名取は意識して誤魔化そうとしているがこっちはもうただ混乱している馬鹿。
天声人語(http://www.asahi.com/paper/column20050918.html)。すっごいですね〜。一体何をこの人は言おうとしているんだろう。前原新代表の小学校の校歌に比叡山が出てくるというだけのつながりで無理やり信長を登場させての小泉評。書くなら総選挙前でしょうが。で、そっちでオトするかと思えば最後は実はこれは前原論だったという混乱(後略)」
一時代を画した政治家の訃報記事からでも、朝日新聞の変節(あるいは転向)が感じられて、寂しいな。
村山首相(当時社会党)が、自衛隊合憲を唱え、かつての主張を棄て、その後、社会党内の多数議員が民主党に移り、社会党が社民党と名を変えて少数政党になったとき、「コレはえらいこっちゃ。このままじゃあ、朝日新聞は共産党扱いにされるぅ!」
そこで変節が始まった。坂は傾斜を増すばかり。どこまで転がればよいのだろう。自分で止まるにも、もうブレーキがきかなくなった。
寂しいな。
そうだ、不買運動で朝日新聞に目を覚まさせよう。
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