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(回答先: どうでも良いですが、キチンとした理由も示さず、郵政民営化に賛成した方が良いという人がA級戦犯だ。 投稿者 考察者K 日時 2005 年 9 月 10 日 21:30:10)
---引用初め
佐藤さんの過去のご意見を分析したところでは佐藤さんには「一般労働者の視点が大きく欠けています」
「郵政公社職員は民間企業に比べ保護されて楽をしている」と言う意識をお持ちのようですが、自殺率を見てみれば、公務員の自殺割合は一般より高く「死因の2位」になっています。
一般で猛烈に増えているのは「失敗した中小企業の経営者」ですが、それでも、公務員労働者の方が比率的に高いのです。
---引用終わり
・・・私も一般労働者ですし、私の周りも一般労働者ですが。
私は、「郵政公社職員は民間企業に比べ保護されて楽をしている」とは言ったつもりはありません。いくつかの省庁とは一緒にお仕事させていただいており、官僚の仕事量の多さにはあきれかえっています。が、と同時に彼らのあまりの非効率性も身にしみて理解しているのです。そりゃぁ自殺率も高くなるだろうと思いますよ。よく、大きな政府か小さな政府かという議論がありますが、言葉では小さな政府と言っていても、自民も民主も効率的な政府を目指しているのだと思います。その実現性を考えたときに、小泉の強引な手法こそが必要だと思っているのです。何度も申しますが、私は小泉でも全然物足りなく、もっとドラスティックな改革を行うべきだと思っています。
---引用初め
前回の対話で「中国やインドの労働者の方が労働時間が長い」とされていましたが、そのような意識を持っているのは、よほど良い企業に在籍されているのでしょうが、過労死と言うのが「日本から発生して世界共通語になっていることはご存じでしょうか?」
---引用終わり
だからグローバル化なのですよ。欧米の企業であっても、特に管理職での過労死による自殺というのは増えています。欧米でQuality of Lifeが比較的保たれている社会というのは、「出世しなくてもいい」、「低賃金でもかまわない」という暮らしをどれだけ許容できているかという事であり、ドイツや北欧の例をみればわかる通り、それらもどんどんグローバル競争の波に飲まれつつあるのです。スローライフの模範のように言われているイタリア等の国でも、実際にスローライフを楽しめる人等ほんの一握りであり、低所得者は町にあふれています。ちなみに、日本の今後を占うのならイタリアの状況をつぶさに観察してみる事です。あそこは我が国以上の高齢化社会、高非婚率の国ですから。
---引用初め
グローバル化は世界の流れですが、受け入れるためには「労働者の労働条件の世界基準化」が必要です。それを先に確立しないと「命よりお家が大切」という思想を持つ日本の労働者は死ぬまで働く人の割合が高いからです。
郵政民営化というのは「労働市場の活性化」ですから「過密長時間労働の労働者同士の安売り競争に繋がります」
---引用終わり
グローバル化が世界の流れだとわかっていながら、なぜ「労働者の労働条件の世界基準化」を先に立てるのか理解に苦しみます。「受け入れる、受け入れない」を判断するタイミングではないのです。グローバル化の中でどうやって我が国が生きていくかの方策を考える時点まできているのです。スピード感がなさすぎます。
もしそのような論点を議論したいのであれば、それこそ日本が国連常任理事国になり、国連が世界政府のような権威を持った状態でなければ成り立たないのですよ。
理想だけをもとめてそれが本当に実現できるのであれば、わたしだって自民党になど投票しません。
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