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景気指数100から22に悪化、踊り場脱却宣言に疑問符(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/0907/133.html
2005年09月07日19時46分
内閣府が7日発表した7月の景気動向指数(速報)は、景気の現状を示す一致指数が22.2%となり、6月の100%から大幅に悪化した。政府は6月の指数が好調だったことを有力な材料に、衆院解散翌日の8月9日に「景気は踊り場を脱却した」と宣言したが、民間からは今回の発表を受けて「時期尚早だったのではないか」(飯塚尚己・第一生命経済研究所主席エコノミスト)との声が出ている。
一致指数は、鉱工業生産指数や大口電力使用量など経済の動きに敏感な11の指標のうち、3カ月前より改善した指標の占める比率。
6月は11指標すべてが改善したが、7月は公表済みの9指標のうち改善したのは2指標だけ。5カ月ぶりに景気が上向いているかどうかの判断の境目となる50%を下回った。景気の先行きを示す先行指数も50%と、6月の66.7%から悪化した。
ただ内閣府は「7月の悪化は一時的要因による」として、6月の基調判断は変えなかった。細田官房長官は7日の会見で「8月には輸出が持ち直すなど、踊り場を脱却していないと判断する状況ではない」と述べた。
今の景気回復局面が9月まで続くと44カ月目となり、「いざなぎ景気」(57カ月)、「平成景気」(51カ月)に続く戦後3番目の長さになる。ただ、原油高や大型ハリケーンによる米国経済の動揺というマイナス材料を抱え、さらに足元の景気の弱さを示す指標が出たことで、実現には微妙な環境となっている。
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竹中「踊り場脱却」のウソ(GENDAI NEWS)
http://gendai.net/contents.asp?c=010&id=16821
衆院解散の翌8月9日、竹中経財担当大臣がブチ上げた「景気の踊り場から脱却した」とする宣言はウソだったのか。先日発表された7月の景気動向指数には、景気や消費が冷え込んでいる実態を裏付ける数字がいくつも並んでいる。こうした傾向は当分続くとの見方が優勢だ。となると、あの「景気回復宣言」は明らかに希望的観測を盛り込んだだけの選挙向けのPRだった。それを大々的に持ち上げた大新聞もひどい。
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