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実に巧妙な、意図を隠した政治工作であると考える。
つまりこう言う事だ。
1.投票率が高いと政権への批判票が多くなる。つまり自民党・公明党に不利となる。この事は以前から同じであろうと思う。
であるから、昨日辺りでは「投票率が上がっても自民への支持率の%は変らない」と報道をしたのだろう。これは批判票の勢が突く事を防ぐためのものであったろう。「自民優位は変らないのだ」と思い込ませるためであり、意識を誘導する為のものであったろう。
2.手元にある新聞では、比例区の投票予測として自民41%民主26%としていて、「自民党の勢いの維持」を強調している。
この記事をそのままで信じた有権者は次のように反応するだろう。
批判票を投じようとしていた人は、
「大勢が変らないなら、投票しても無力だから投票に行かずにおこう。」
と考えるだろう。
また与党支持者は、
「大勢が変らないなら、投票に行く意味は無い。」
と考えるだろう。
また、批判と順応の気分が半々の人達、この様な人達はかなりいるものであるが、彼らは批判的気分を減退させて、
「勝ちそうな方に投じてしまえ。」
と考えるだろう。
と言う事で、組織的に投票に向う人達の他では投票への情熱と意欲は下がるのである。
つまり、投票率は低下するわけだ。
3.そもそも、今日の新聞をはじめとするマスメディアの世論調査による「比例区での自民優位」は調査対象を結果を出す為に絞って行われたものと考えられ、
実態は、民主党が優位なのではないのか。
小選挙区での戦いはどの候補者が優位であるかについては余り変る事はないだろう。
しかし、比例区で自民・公明がピンチの有様であれば、マスメディアの誘導で少しは情勢を有利に変えることはできるだろう。
そうであるからこそ、選挙期間中に「世論調査の結果」なるものを出して、意識の誘導を図っているのではないのか。選挙期間中にこの様なものを出す事は「法に触れる事」ではないのか。選挙が終わったらこれを考えてみたい。
4.本日体験した事であるが、仕事で出かけたある町で、道に沿った電柱の一つ一つに百メートルほどにわたって自民党のポスターが貼ってあったのだが、「候補者の顔」がいつも出ている人ではない。「おかしいな」と思ってみると、そのポスターの顔は総て比例区の候補者であった。
比例区の候補者の顔に小泉の顔を小さく入れて、「改革を云々」と入れてある。
このポスターの印象が「急いで作ったものの様な印象を受ける」ものであった。デザインが悪いのである。
比例区候補者だけのポスターを電柱の一本ずつに貼るなどと言うくどい宣伝を見て私は思った。「自民党は比例区で苦戦していてやばいのではないのか。党としての集票力がかなり低いのではないのか。それで強く肩入れしているのではないのか」と。
以上であるが、今回の選挙でのマスメディアの政権協力は、
「政治犯罪」と戦争準備としての「戦争犯罪」としての視点から見るべきだと考える。
その様な犯罪を犯す者、その反省を行なわず何度も繰り返す危険性のある者は、そのままでの存在を許されるべきではないであろう。
繰り返して言う。
「選挙民が投票を諦めるように」誘導したものと考える事が出来る。
「選挙民が投票に行かないように」誘導したものと考える事が出来る。
しかし、われ等選挙民は断固として投票するのである。
そして、
「結果を見る」のである。
開票に「操作」が行なわれない限りにおいて、
「結果を見る」のである。
安っぽい誘導ファシズムよ去れ!
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