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人間は弱者としてこの世に生れ落ち、弱者になる可能性の中をくぐり抜けて生き、それでも最後は弱者としてこの世から死んで去る。
どんな人間も、生れ落ちてから数年は自力で生きていけない弱者である。
どんな人間も、老いさらばえれば自力で生きるのが困難な弱者となる。
生誕、老後を除く残りの人生の期間においても、様々な形で弱者になる可能性を秘めている。
貧困=経済的弱者
病気・障害=心身的弱者
失業=労働的弱者
その他にも思考能力における弱者や人間関係における弱者などなど、
人はいついかなる形で弱者になるか分からない。
その意味で、政治の役目とは弱者対策に尽きると思う。
「俺は誰の世話にもならず自分の力で生きている強者だ!」と噴き上がる人は、
自分が弱者だった(=赤ん坊だった)ことや必ず弱者として終わる(=老いさらばえて死ぬ)ことに対する想像力を欠いている。
いわば想像力における弱者なのだ。
例えば、ホリエモンとやらは金銭的には強者かもしれないが、
ルックス敵には弱者であり(←本人が気付いているかどうかは別にして)、人徳的に弱者であり(←本人が気付いているかどうかは別にして)、
彼をしても弱者であることからは逃れられない定めなのだ。
自分が弱者だったこと、弱者になる可能性を秘めた存在であること、弱者として世を去ることを皆忘れてはならない。
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