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小泉、参院造反組に踏み絵…再び反対なら離党勧告へ ---鴻池、中曽根の“不気味”勉強会を警戒
小泉純一郎首相(62)は8日までに、今回の総選挙で勝利して特別国会に郵政民営化法案を再提出する場合、通常国会の参院本会議採決で造反した自民党参院議員から法案採決前に賛否を聴取、再び反対を表明すれば離党勧告に踏み切る方針を固めた。造反組に「踏み絵」を踏ませ、自らへの絶対忠誠を誓わせる狙いのようだ。
「自公与党で300議席を超えそうな圧勝ムードを受け、首相としても『強引にやっても世論は反発しない』と判断したのだろう」
自民党関係者はこう語る。
首相はこれまで、参院造反組の処分について、今月末召集予定の特別国会での法案採決後に先送りする方針だったが、いくら総選挙で圧勝したとしても参院の構成はほとんど変わらず、再び参院自民党から17人が反対すれば法案は否決される。
このため、首相としては法案採決前に造反組に「反対するか、離党するか」という二者択一の踏み絵を踏ませて、法案可決を確実にしようと判断したもようだ。
すでに本格的な内閣・党役員人事を法案採決後に先送りする方針を示すなど、造反組にポストという「アメ」をブラ下げたばかりの首相だが、今度は強烈な「ムチ」で威嚇してきたわけだ。
首相の参院攻略作戦を横目に、参院造反組は様子見の姿勢。
8日の日経新聞によると、通常国会で造反した自民党参院議員28人に意向調査したところ、郵政法案が再提出された場合、「反対を貫く」と明言したのは3人だけで、20人以上が「態度未定」や「答えられない」としたという。
総選挙の結果を見て投票行動を決めようという議員と、強硬姿勢を示し始めた首相と青木幹雄参院議員会長(71)らに対抗するため、再び「ステルス作戦」を取っている議員もいるとみられる。
不気味なのは、首相や青木氏と距離を置く、参院の一言居士・鴻池祥肇元防災担当相(64)や中曽根弘文元文相(59)ら、郵政法案に反対した有志10人程度が、総選挙後に「参院のあり方について意見交換する」という勉強会を開くことを決定していること。
首相は7日夜、さいたま市内での街頭遊説で「自公合わせて過半数を与えてもらえれば、反対している人の多くが賛成に変わると確信している」と述べ、法案成立に自信を見せている。
ZAKZAK 2005/09/08
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