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選挙ネタも気をつけんと公示後は選挙妨害になる恐れがあるらしいけど屈せず書かせてもらいま。
今回の選挙何度も書いたけど、庶民にとっての郵政民営化が説明されない限り、やはり投票所へ行く根拠がない。
民営化された郵便局がセブンイレブンやファミリ―マ－トとどう違うのかさっぱり見当もつかんし、簡保や郵貯で３４０兆円ものお金があるといっても、実は国債や特殊法人や道路公団相手に使われてしまって、現ナマは残ってないという話もある。
はたしてそんな民営化で大丈夫かって気もするが、これもあくまでも推測。
だれかが演説で教えてくれた話でもない。
世論調査では６０％以上が投票に行くと言ってるらしいけど、その人ら、何か具体的な理由があんのかな。ぜひ教えてほしいよ。
少なくともモロに関係あるのは、郵便局員と国会議員だけやろ。
職を失いそうな郵便局員が投票所に駆け込むならいざ知らず、ほかの大多数の国民は無視されてる気がするのは考えすぎやないやろ。
ならばお題目が俺らと関係が深そうな年金問題だったらええのかというと、それも実は全然あきまへんのよ。
考えてみてください。年金問題、国民にとってどうなるのかという具体的な案は何も提示されてないでしょ。
自民党がサラリ―マンの厚生年金と公務員の共済年金を一本化、民主党は国民年金を含めたすべての一本化を掲げてるけど、それ実際にどう得なのか誰の説明もない。
ちなみに、当連載担当のＮくんのオヤジとオカンは、生まれが１年違うだけで年金支給開始が５年も違うんだと。
それくらい具体的な何かが選挙戦で提示されたとしたら、いろいろ計算して決断する理由にもなるけどな。
結局、国民に降りかかる問題はすべて後付け。とても投票の目安にはならへんと思います。
ならば郵政民営かも年金問題も、何の説明もないまま、なぜ無責任な選挙戦が繰り広げられているかといえば、答えは簡単。
結局、ある議員同士が国中を巻き込んでけんかをしてるだけの話なんですわ。
そうＫ泉とＫ井。
この二人が、「お前、ムカつくからいなくなれよ」「いや、お前こそうっとうしいから消えてくれ」とやりあってるのが実態。
Ｋ泉は郵政大臣時代から改革を目論んでたらしいけど、その恨みつらみもあって、Ｋ井とは犬猿なわけですよ。
タテマエハは４８０マスを取り合うオセロゲ―ムでも、ギリギリ過半数じゃ納得できん、圧勝して相手を追い出したいゆうのが本音やねん。
化粧臭い素人刺客も、目に涙ためて情に訴えるしか策がないリストラ工作議員も、そのけんかの駒として使われてるだけ。
朝っぱらから選挙演説で叩き起こされる庶民は、たまったもんやないけどな。
ま、民営化後に〝一瞬議員〟のＨエモンが郵便局を買収するかもと、笑ってる輩もおるけど、庶民とって意味ナシの選挙では、そんなくだらん話しか思い浮かばないのが当たり前やゆうことです。
井筒監督の毒舌ストレ－ト時評 アホか、お前ら！
週刊アサヒ芸能 ０５ ９ １５
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