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ひらめき天才型か まじめな理論派か
首相にしたいのはどっち?
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050907/eve_____sei_____000.shtml
二大政党時代の衆院選は、有権者がどちらの党のトップが首相にふさわしいかを選ぶ機会でもある。しかも、今回ほど党首がいろんな面で主導する選挙は過去例にない。小泉純一郎首相(自民党総裁)と民主党の岡田克也代表の個性や政治手法をあらためて比べてみると−。
まず小泉首相。郵政民営化法案反対派の選挙区に送り込んだ対立候補の選定に直接乗りだし、党執行部に任せがちだった従来の党首のスタイルを変えた。選挙の争点を郵政民営化に単純化する手法も効果を上げ、解散後、内閣支持率は上昇。天才肌の「ひらめき型リーダー」として、遺憾なく実力を発揮しているといえそうだ。
ただ、こうした個性は、“平時”の国会論戦では暴走するきらいがあり、「人生いろいろ」発言はじめ乱暴な答弁にも結びついた。
一方の岡田氏は「理論派」。今回の衆院選では「日本を、あきらめない。」というキャッチフレーズや、年金改革、子育てなどマニフェスト(政権公約)の重点項目を自分のセンスで選び、政策面を中心に党を引っ張っている。
一度決めた原則を頑固に守り通す“原理主義者”。派手な「小泉劇場」とは対照的に、愚直に政策を訴えることを旨として「王道を歩む」(岡田氏)。この「まじめさ」も売り物だが、小泉首相に比べると融通がきかない印象も与える。
二人は約一年四カ月にわたって、党首討論などで口角泡を飛ばしてきたが、議論はすれ違いのまま。互いに衆院選での決着を心に期している。
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