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造反新党、壊滅濃厚…選挙互助会も形無し --- 亀井静香は優勢、その他は女刺客の餌食に
造反議員らが結成した2つの新党が壊滅の危機にひんしている。両党の前職候補は7人だが、選挙情勢が一歩抜けているのは広島6区の亀井静香元建設相(68)ぐらい。富山3区の綿貫民輔元衆院議長(78)ですら対立候補の猛追を許しているほか、他の候補は軒並み“女刺客”らの餌食になりそうな情勢なのだ。選挙での優遇措置を受けるために「レンタル移籍」まで行った両党だが、推薦をめぐって“内紛”までも勃発(ぼつぱつ)した。
「亀井氏は行けそうだが、綿貫氏は安泰じゃない。造反新党は壊滅しかねない」
ある自民党有力筋は5日夜、マスコミ各社や党の世論調査の結果を踏まえて、このように分析した。
まず国民新党では、ライブドアの堀江貴文氏(32)の登場で「当選は危うい」との見方もあった亀井氏が、ここぞとばかりに地力を発揮。他候補を抑えて頭一つリードしている。
一方、かつて絶対得票率で日本一になるなど、選挙で圧倒的な強さを見せていた綿貫氏は、自民党公認候補の猛追を受ける。党代表に就任したことで、一部系列県議らが離反するなど自民党票が逃げているのだ。
また、青森4区の津島恭一氏(51)と島根2区の亀井久興氏(65)は大苦戦。
新党日本では、東京10区の小林興起氏(61)と奈良2区の滝実氏(66)が“女刺客”に大きくリードされている。
比例東海ブロックには比例単独の青山丘氏(64)がいるが、産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、新党日本の政党支持率は0.7%、国民新党も0.9%。比例区での当選はおぼつかない状況だ。
こうした状況を打開しようとしたのか、国民新党は5日、「新党日本の滝、青山の両陣営から要請があった」として、両氏に推薦を出すことを決定した。
ところが、新党日本の田中康夫代表(49)は同日夜の会見で、「2人に関して、国民新党から推薦をちょうだいすることはない」ときっぱり否定。
「滝氏に確認したら推薦を望んでいるという事実はない」と述べたうえで、「青山氏は比例単独であり、そもそも個人への推薦はない」と指摘したのだ。
このドタバタ劇の原因は、双方の連絡不足にあるとみられるが、新党ブームを起こせない焦りも背景にはありそうだ。
ZAKZAK 2005/09/06
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