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(回答先: 衆院選 本社・FNN世論調査 劇場型選挙 ブーム一服 自民「優位」変わらず(産経) 投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2005 年 9 月 06 日 09:10:47)
首相政治手法に批判
http://www.sankei.co.jp/news/morning/06iti002.htm
今回の世論調査では、小泉純一郎首相と自民党に対する支持の根強さが示される一方、首相の政治手法に対する批判も顕著に表れた。「首相にふさわしいのは誰か」という設問では、首相が「ポスト小泉」候補らを大きく引き離していながら、選挙後の首相続投を望まない意見が続投支持を上回ったことの意味は小さくない。
その要因の一つには、首相が自ら演出した「劇場型選挙」に対し、有権者が冷静な目を向け始めたことが挙げられるだろう。「地盤・看板・カバン」の三バンがものを言ったこれまでの選挙戦と違って「郵政民営化の是非」という二者択一的な構図を持ち込んだ首相の戦略は、政治の閉塞(へいそく)感打破を待ち望んでいた有権者の心をつかんだ。
しかし、各党がマニフェスト(政権公約)を掲げ、政権選択を問う選挙戦で、論点を郵政だけに絞ろうという作戦にも限界がありそうだ。
今回の調査で、優先すべき政策課題のトップは「年金など社会保障」(41・8%)。「景気・雇用対策」「行財政改革」「少子化対策」などへの関心も高く、最近の党首討論では消費税率引き上げの問題が議論に上ることも多い。
首相の街頭演説は一万人以上の聴衆を集めることもあり、有権者の関心は極めて強いが、終盤戦も郵政一本やりの演説で押し通せるかどうかは疑問だ。
加えて、郵政反対派の選挙区に対するなりふり構わぬ対抗馬擁立劇に、有権者が違和感を覚えはじめたことも見逃せない。現職閣僚の国替えに始まり、女性財務官僚や女性エコノミストら相次ぐ落下傘候補の擁立が続き、著名なIT企業社長の出馬も後押しした。
郵政民営化の是非という筋道を通すことと、話題提供型ともいえる対抗馬の人選作業の間にギャップを感じた有権者も少なくないと思われる。その結果、自民党支持者でも13・3%が小泉首相の続投を望まず、「支持政党なし」層の55・0%が続投に否定的だ。
小泉首相に対する期待と疑問が混在する有権者の評価は、郵政も含めた政策課題全般に対する論戦の行方からも影響を受けそうだ。(船津寛)
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