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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/09/05/01.html
自民党公認で岐阜1区から立候補したエコノミストの佐藤ゆかり氏(44)が4日、岐阜市の繁華街・柳ケ瀬で竹中平蔵郵政民営化担当相の応援を受けた。週刊文春が佐藤氏の不倫スキャンダル記事を掲載してから初の“大物応援”。竹中氏は、スキャンダルに直接は触れなかったが「公人としていろいろ言われるが、反論の機会もない」と言及。サポートしたつもりだったが、逆効果を懸念する声も上がっている。
演説が終盤に差しかかったころ、竹中氏が「佐藤さんは覚悟を決めているんです」と突然、訴えかけた。
「佐藤さんはエコノミストとして国際的にも著名な方だが(出馬で)リスクを背負った」
賛辞を贈られたためか、白いスーツ姿の佐藤氏は少し恥ずかしそうにうつむいた。
そして、さらに竹中氏が「公人として、ないことないこといろいろ言われるが、反論の機会もない。それでも覚悟を決めたんです!」と声を荒らげると、やや下を向いていた佐藤氏は、努めて無表情にしているように見えた。
直接の言及はなかったが、竹中氏の発言が週刊文春に掲載された佐藤氏の不倫スキャンダル記事を指していることは明らかだ。
記事は佐藤氏が“不倫メール”を500通も送っていたという内容。佐藤氏の陣営は「怪文書なのでコメントしません」と対応し、佐藤氏もこの件に関してはだんまりを続けている。報道陣が「週刊誌に…」と話しかけると、事務所関係者が質問を遮ってブロック。佐藤氏は当初、会見で家族構成を尋ねる質問に「個人情報ですから」と答えていたが、報道陣からは「今回もだんまりでいいのか?」の声も漏れる。
有権者の反応はさまざまだ。62歳の女性は「記事なんて関係ない。肥やしにしてほしい」とエール。また中年女性は「あのような記事が載る人を支持できない」と首を振った。
岐阜1区は郵政民営化関連法案の反対派のマドンナ、野田聖子氏(45)が無所属で出馬する激戦区。自民党岐阜県連が野田氏を支持している中、記事の影響は読み切れないのが実情。竹中氏は演説で野田氏ら造反組を「一部の利権を守ろうとしている抵抗勢力」と批判したが、佐藤氏は依然として厳しい戦いを強いられている。このため、自民党は援軍として、5日の武部勤幹事長、6日の小泉首相のほか、8日にはデヴィ夫人まで投入、野田氏の牙城崩しを狙う。
[ 2005年09月05日付 紙面記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2005/09/05/images/KFullNormal20050905065_m.jpg
佐藤ゆかり氏(右)の応援に訪れた竹中郵政民営化担当相
Photo By 共同
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