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かんぽの宿、多い赤字施設 '05/9/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200509030015.html
日本郵政公社が、簡易保険保養センターなど全国八十一カ所の「かんぽの宿」のうち、赤字幅の大きい十一カ所について本年度中の廃止を検討していることが二日、分かった。中国地方では「安芸能美」(江田島市)が含まれる。簡保関連施設の経営合理化が狙いで、郵政公社は来年度以降も赤字施設を順次廃止する方針を既に固めている。
郵政公社によると、昨年度の年間支出に対する収入の割合(収支率)が90%未満の施設が検討の対象。老朽化など施設の状況や今後の採算性などを考慮し、年内にも結論を出す見込みという。
安芸能美は一九七七年にオープン。客室二十室で、入浴施設や展望台がある。宿泊利用は九一年度の約二万二千五百人(客室利用率約78%)をピークに、昨年度は約一万四千五百人(同50%)に落ち込んだ。日帰りを含めた利用者は約六万八千人で、収支率は84・5%だった。
安芸能美を含む検討対象は層雲峡、十勝川、小樽(北海道)▽盛岡(岩手県)▽米沢(山形県)▽白石(宮城県)▽佐渡、妙高高原(新潟県)▽阿波池田(徳島県)▽日南(宮崎県)―の十一カ所。廃止が決まれば、地元自治体への売却を軸に処分を進めるという。
中国地方には安芸能美のほかにかんぽの宿が八施設ある。昨年度の収支率が100%を超えたのは竹原市の「竹原」(109・6%)と、山口市の「湯田」(101・2%)の二カ所。残り六カ所は92・5―96・4%だった。
郵政公社は、かんぽの宿やレクリエーション施設の「かんぽの郷」など九十五カ所の簡保関連施設を保有する。かんぽの宿などは来年度、本年度の収支率に関係なくすべての赤字施設が検討対象になる予定。昨年度の決算を当てはめると中国地方の六カ所を含む約四十カ所が候補に挙がる見込みとなる。
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