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自民幅広く、踏ん張る民主−世論調査
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200509/20050904000044.htm
2005年9月4日 09:26
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真夏の選挙戦を繰り広げている第四十四回衆院選は、十一日の投票まであと一週間となった。香川県内三小選挙区では、計九候補がそれぞれ一議席を目指し、ラストスパートに入っている。四国新聞社は今回の選挙に対する有権者の動向をつかむため、一―三日の三日間、世論調査を実施。集計データにこれまでの取材で得た情報を加え、終盤に向かう選挙戦の情勢を分析した。自民前職の三人は小泉改革の推進を訴え、幅広い支持層を手堅くまとめている。一方、民主新人も年代別、職業別とも広く浸透、踏ん張っている。ただ、調査時点では、全県で四人に一人の有権者が態度を決めておらず、各陣営の今後の戦いや投票率によっては情勢の変化も予想される。(文中敬称略)
1区
自民前職の平井卓也は自民支持層と推薦を受けた公明支持層に浸透。保守地盤に加え、無党派層への食い込みを図る。改革派中堅議員のリーダーの立場から、小泉改革への支援をアピール。年代別でも世代を超えた支持をうかがう。
前回の雪辱を期す民主新人の小川淳也は、民主支持層のほか選挙協力を取り付けた社民の支持層にも浸透している。「自民独占の政治に風穴を」と訴え、若年層から六十代まで、まんべんなく支持を集めている。
共産新人の松原昭夫は共産支持層の八割近くを固めたが、他の政党支持層には広がっていない。「確かな野党」の必要性を訴えるものの、自民、民主候補にリードを許している。
2区
七選を期す自民前職の木村義雄は、連立与党を組む自・公の支持層をまとめる。ベテランらしい堅実な選挙戦を進めており、職業別でも各職種に浸透。年代別では中高年層の支持が厚い。
民主新人の玉木雄一郎は、解散直後の出馬表明から一カ月に満たないものの、徐々に支持を広げている。民主支持層の大半を固めているほか、無党派層からも支持を集めている。
共産新人の河村整は共産支持層をまとめ、社民も取り込む。「増税反対」をスローガンに支援の広がりを目指すが、やや伸び悩んでいる。
3区
自民前職で防衛庁長官の大野功統が高い知名度を発揮している。自民支持層や推薦の公明からも支持を集めているほか、民主・無党派層にも食い込んでいる。各職種で固めているほか、年代が上がるほど支持が安定している。
社民新人の奥田研二は社民の六割超を抑えたが、民主層は大野と分け合っている。共産新人の近石美智子は共産の八割超を押さえたが、水をあけられている。
四国比例ブロック
五政党から重複を含む計三十四人が立候補している四国比例ブロック(定数六)。注目の議席配分は、自民が前回と同じ三議席を獲得する勢いだが、民主も一議席増の三議席をうかがう。公明は現状の一議席を死守しそう。共産は一議席奪還がやや厳しい情勢。ただ、二割がまだ態度を決めておらず、流動的な要素もある。
比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は、自民37・0%、民主30・6%、公明17・9%、共産8・7%、社民5・8%の順となった。
調査の方法
一―三の三日間、有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで電話番号を無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者も調査できる。無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは千七百三十八件、うち千五百五十五人から回答を得た(回答率89・5%)。小選挙区別の回答率は1区92・9%、2区88・2%、3区88・4%。
投票する人(小選挙区)、党(比例代表)を決めているか
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