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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000083-jij-polより引用
先細りする労組の選挙運動=組織弱体化、活動も委縮【05衆院選】
民主党の有力支持団体である連合傘下労組の選挙運動が先細りの傾向を強めている。民主党が労組離れの姿勢を示していることに加え、同党現職議員への連座制適用にまで発展した前回衆院選宮城1、2区での労組幹部による選挙違反事件が、活動にブレーキをかけているようだ。
「戦後、最高57%の労組組織率が、現在は19.2%まで下がった」。連合の笹森清会長は1日、連合神奈川が横浜市内で開いたセミナーで講演し、組織弱体化に強い危機感を訴えた。笹森会長はこの後、日本郵政公社労組(旧全逓)が支援する民主党前職の応援のため街頭演説に立ったが、ビラ配りなどに当たる組合員の姿はまばらだった。
旧全逓など郵政関係労組はかつて、「選挙となれば郵便局を拠点に組合員が電話攻勢を掛けた」(関係者)とされる。しかし今は、勤務時間内はもちろん時間外であっても、自分の集配担当区域内での活動は「人目に付きやすい」と嫌がるという。この候補者の陣営幹部は、宮城の事件をきっかけに「組合員が委縮している」と指摘する。
組合員の意識も変化し、選挙への関心が薄れているようだ。この候補者は前回、自民党候補に約2万票差で敗北し比例代表で復活当選したが、「組合員全員が家族ともども投票してくれれば、勝敗は分からなかった」(関係者)と悔しがる。
選挙運動が低調なのは郵政関係労組だけではない。自治労出身の候補者の陣営幹部は「労組の多くは推薦状を出すだけで、組合員の自発的な支援はゼロに近い。熱心なのは一部の幹部だけ」と話す。民主党自体も、都市部を中心に「労組が目立つと無党派層が離れる」として脱労組の傾向を強めており、労組との関係は希薄になる一方だ。(了)
(時事通信) - 9月3日18時1分更新
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