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(回答先: 「一番解散嫌がった人」 山崎拓氏の応援で首相 (共同通信社) 投稿者 外野 日時 2005 年 9 月 03 日 19:54:40)
「週刊文春」2005.09.08号
「恩知らずの拓」と呼ばれても 山崎拓は「比例は公明」
<仏敵民主を叩きのめし又、完勝で恩知らずの拓に民衆の力を思い知らせましょう>
これ、今年四月の補選(福岡二区)の際に、地元の創価学会員の間で回されたメールの文面である。”恩知らずの拓”とは、自民党の山崎拓氏(68)のこと。
学会関係者が解説する。
「山拓は以前、創価学会をオウム真理教に喩えたり、『学会票はアヘンと同じで一度吸ったらやめられない』などと批判していた。前回の総選挙では自公協力の名目上、仕方なく応援したが、落選後に山拓が『学会票が出なかった』と不満を漏らしていたという話が伝わり、”恩知らずの拓”と呼ばれるようになった」
四月の補選でも学会員の応援は鈍かったが、思わぬ助っ人が現れたのだという。
「田中真紀子です。投票日の四日前に民主党候補の応援に来て、街頭演説で学会の悪口をさかんに話した。それで『民主党は仏敵だ!』となり、結果的に必死で山拓を応援することになった」(公明党関係者)
その山拓、今回は公示前から公明党の選挙カーに乗り、創価学会の会合にも積極的に顔を出すなど、涙ぐましい努力をしている。
「解散直後に、創価学会の山本武総九州長の元に馳せ参じて選挙協力を乞うています」(前出・学会関係者)
八月二十九日に福岡市内で行われた「山崎拓改革を語る会」では、こんなリップサービスも。
「小選挙区は自民党の、福岡二区は山崎拓、比例区は公明党、という風にですね。もちろん私は自民党の幹部ですから、全部が全部、公明党に入れてくれというのは、さすがに良心の呵責に耐えられませんが(会場爆笑)、あとは賢明な皆様のご判断にゆだねる」
その山拓に「ご自身も比例は公明党に投票するんですか?」と直撃すると、
「馬鹿なことを聞くんじゃない!」
山拓のケース以外でも、福岡では自公間で票のバーターが横行している。
「今回、公明党は比例区九州ブロックで一議席増の四人の当選を目論んでいる。そのため、自民党候補が弱い選挙区から比例票を搾り取ろうとしている。候補者に『比例は公明』と言わせ、支持者の名簿も提出させている」(政治部デスク)
なかには、郵政民営化法案に反対した造反議員を支援する”ねじれ現象”を起こしている選挙区もある。
「福岡十一区は〇三年の総選挙で公明党と全面協力した、造反組の武田良太氏を支援することになった。自民公認の山本幸三氏はかつて創価学会を批判したことがあり、それがいまだに尾を引いている」(同前)
結果、十一区は造反組と自民党公認の双方が「比例は公明」と呼びかけるという珍奇な光景が繰り広げられている。
公明党福岡県本部に聞いた。
「自民党候補が四人いたとすれば、四人とも協力の中身は違ってきますよ。ご本人の後援会がしっかりしていて、票がしっかり出るかによりますね。ギブアンドテイクですから。それに現場の自主性に任せているところもあります」
自民と公明こそ、究極の”選挙互助会”なのである。
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